英語学習もこれなら続く。映画で英語を勉強するための8つのルール
日本の学校で学ぶ英語と言えば、ほとんどが教科書を使ったリーディングやライティングの勉強ですよね。文法を学ぶには必要な過程ではあるのですが、残念ながら英会話の上達を目指すのに向いているとは言えません。 では、英会話が出来るようになる為に向いている学習方法とはなんでしょうか? 実は、映画鑑賞は英語学習に役立つんです。
映画鑑賞で英語の上達って本当?
教科書に載っている英語が堅苦しい定型文ばかりなのに比べ、映画には実際に生活する上で使うような英単語や会話表現がたくさん盛り込まれています。約2時間ずっと流れていると言っても過言ではありません。くだけた言回しや流行のスラング、参考書にはわざわざ記載されないようなちょっとした相槌なんかも出てきます。 つまり、ネイティブのような英語を話せるようになりたい人には宝の山という訳ですね。 もちろん、だからといっていきなり洋画を字幕なしで見始めたところで内容はさっぱりでしょう。 ある程度の文章の構成は理解出来ている必要がある為、映画での英語学習はTOEIC600点以上の人向けと言われています。TOEIC600点とは
TOEIC600点とは「ゆっくりと配慮して相手に話してもらえば、目的地までの順路を理解できる」レベルとTOEIC公式ページには記載されています。ワーキングホリデーに行く人の最低水準、英文解釈のスタート地点の水準と言われている点数です。
高校までに習う英文法を理解した上で、日常的に勉強するなど英文と触れ合うことで到達出来るレベルなので、つまり大学受験である程度の勉強をしていた人が到達している水準、基礎は学んでいる必要があるということですね。
映画で英語を学ぶ時の流れ
STEP1:ストーリーを理解する
まずは日本語字幕もしくは日本語の吹替えで鑑賞し、ストーリーを完璧に理解します。ストーリーがわかっていることで英語の聞き取りに集中出来るのと、「この場面ではこういった英語を使うのか」という理解が進む為です。STEP2:英語字幕でひたすら観る
半分以上の英語が聞き取れるようになるまで英語の字幕付きで繰り返し観ます。このステップでは英語に耳を慣れさせることが重要。わからなかった単語や英文は書き出して復習します。字幕のシャドーウィング(同時読み)も組み込めるとベター。STEP3:日本語字幕で観てみる
英語字幕がなくなっても、「今英語で何て言ったのか」が聞き取れるようになっているかを確認します。わからなかったシーンはすぐに止めて巻き戻してSTEP2に戻る。STEP4:最終目標=字幕なしで鑑賞
たいていの英語が聞き取れるようになっていれば映画攻略です。効果的に英語を学ぶためにするべき8つのこと
1.興味のあるジャンルの映画を観る
英語を学ぶ際には同じ映画を繰り返し観る事が重要となるので、自分が何度も観られる映画を選ぶ事が失敗しないための第一ステップです。2.自分の英語レベルにあった映画を観る
いくらビジネス英語を学びたいと言っても、最初から専門用語だらけの映画を観ても勉強になりません。 初級者におすすめなのはディズニー。ファミリー向けを意識している為、模範的な英会話がたくさん出てきます。 なぜディズニー映画が英語の勉強にいいのかを綴った、飯田百合子氏著『夢をかなえる英語はディズニー映画が教えてくれた』もおすすめ。わかりやすく紹介されているページはこちら3.ストーリーのわかりやすい映画を選ぶ
目標は英会話の習得ですから、ストーリーを考えるのに気を取られない簡単な映画を選びましょう。 おすすめはラブストーリーや子供向けのアニメ。台詞も多いので勉強になります。逆に、アクション映画は台詞が少ない為勉強には不向きです。4.古すぎる映画はNG
今は使われないような言回しが使われている可能性があります。日本語と同じく、時代によって言葉も移り変わっているのでなるべく新しい映画を選びましょう。5.英語と日本語の字幕が両方ついているものを選ぶ
どちらも活用しながら学習したいので、英語と日本語の字幕がついているDVDを選びましょう。6.1本の映画を5~15分のパートに区切って観る
短く区切ったパートごとに上記のステップ2,3を繰り返します。2時間分をいっぺんに学ぶよりも、細切れにした方が同じ英語を何度も耳にして学べるため効果的です。7.難しい表現や使わないような専門用語はとばす
映画にはたくさんの英文が出てきますが、日常で使わないようなものは覚える必要も聞き取れる必要もありません。8.お気に入りのフレーズを見つける
お気に入りのフレーズを、映画の使用場面と一緒に覚える事でグンと定着率があがります。1回観るごとにお気に入りのフレーズを増やしていきましょう。同じ映画を繰り返し観る事が、英語上達への道
最初は聞き取れない単語が多く、「これで本当に英語が上達するのか?」と不安になるかもしれません。しかし、観ているだけでも英語のリズムや相づちのタイミングなど、英語と触れ合わなければ身に付かない部分が掴めてきているのを実感するかと思います。 そこまでいけば、後は細かく区切ったパートに出てくる英文をひたすら口に出して自分のものにしていくのみ。最初で諦めずに、とにかくひたすら英語に触れ合うのをやめない事が英語上達への道です。 参考書では学べない、ネイティブ仕込みの英語を習得しましょう。関連記事
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