ALUGO BLOG

ビジネスでよく使われる英語のイディオムとは?

Pocket

日本語の会話でも慣用句はよく使われるものですが、英語の日常会話のなかでよくイディオムが使われます。英語圏の映画やドラマを観ていて、聞きなれない表現に出会ったことはありませんか? イディオムはもちろん、ビジネスの場面でも頻繁に登場します。覚えておくと会話力が上がるだけでなく、リスニング力も格段にアップするでしょう。今回はビジネスの場でよく使われる英語のイディオムをご紹介します。

Side view of business people conversing at lobby

イディオムとは?

「イディオム」とは言い回し、つまり慣用表現のことです。日本語でも、「頭にくる」「腕が上がる」など、体の一部を用いた表現や、「気を配る」「波に乗る」など、決まった言い方がありますね。英語でも、同じような慣用表現が会話のなかでよく使われています。単語をひとつずつ切り離して意味を考えても理解できないものが多いので、そのままセットで覚えてしまいましょう。

ビジネスでよく使われるイディオム

feel free to……「どうぞお気軽に……ください」

遠慮なくどうぞ、ご自由に、といったニュアンスで、押し付けがましさのない親切な表現です。メールの最後に「Should you have any questions, please feel free to contact me.」と書くことがありますが、これは、「ご質問があれば、ご遠慮なくお問い合わせください」という決まり文句です。

I wonder if I could bring my family to the Christmas party next week.
(来週のクリスマスパーティーに家族を連れてきてもよいのでしょうか)

Sure, please feel free to do so.
(もちろん構いません。どうぞご自由に)

keep someone updated「最新情報を伝える」

何か進展や動きがあればお知らせする、という決まり文句。「I will keep you updated.」で「また(進展を)ご連絡します」という意味で、メールの最後に加えられることも多い便利な表現です。

The awarding ceremony will be held on December 6. The program is now being arranged.
(表彰式は12月6日に行います。プログラムはただいま調整中です)

Thank you. Please keep me updated.
(ありがとうございます。決まったら知らせてくださいね)

well noted「了解しました」

主にビジネスメールで使われます。何か連絡を受けたときに、シンプルに了解の意を表す表現です。「duly noted」も同じ意味です。少し丁寧に「well noted with thanks」という言い方をすることもありますが、いずれもあらたまった表現ではなく、簡単な受け答えとして使われます。

I will be a bit late to the luncheon.
(昼食会には少し遅れます)

Well noted. (了解です)

keep one’s mouth shut「黙っておく」

month(口)を閉じたままにしておく=口外しない、秘密にしておく、という意味です。「Keep your mouth shut.」で「他言しないでください」という命令(お願い)表現になります。

I heard he will be fired.
(彼がクビになると聞いたよ)

I know, but you should keep your mouth shut.
(知ってる。でも黙っていた方がいいよ)

no sweat「たやすくできる、朝飯前のこと」

sweat(汗)をかかない = 苦労せずにたやすくできること、という意味のカジュアルな表現です。何かを頼まれたときに、お安いご用だという意味でよく使われます。

Can I ask you to review my email draft and let me know if it sounds OK?
(メール文に問題がないか、ドラフトをレビューしてもらってもいい?)

Sure, no sweat.
(もちろん、お安いご用ですよ)

for sure「間違いなく、確かに」

念を押したいときにつけ加えられるひと言で、必ず~する、というときに使います。否定文に付け加えると、確実ではない、という意味合いになります。

Do you know if we have paid the bill?
(この請求書、もう支払ったか分かる?)

The payment has been completed for sure.
(支払いは確かに完了しています)

cut back on…「~を切り詰める、削減する」

中止する、減らす、という意味のイディオムで、経費や人員の削減、喫煙や浪費などの好ましくない習慣を控えるときなどに使われる表現です。「cutback」は「削減」という名詞になります。

Anything else to consider?
(ほかに検討すべき点はありますか?)

We need to figure out how we can cut back on expenses.
(経費を抑える方法を考えなければなりません)

seal the deal「契約が確定する」

商談中の契約が成立する、何かが確定する、という意味です。スポーツの試合中に勝敗が決定的になったときにも使われます。

How was the meeting?
(ミーティングはどうでしたか?)

We finally sealed the deal.
(やっと取引がまとまったよ)

my bad「私のミス」

深刻なものではない、ちょっとした過ちを認めるときの表現。とてもカジュアルな表現なので、使うときは仲のいい同僚にとどめておいたほうがいいですね。上司やお客様には使わないようにしましょう。

The coffee tastes different. Is this the ordinary one?
(コーヒーの味が違うけど、これいつもと同じやつ?)

My bad! I ordered the wrong one.
(ごめん、間違って注文しちゃった)

まとめ

イディオムはビジネスの会話でも非常によく使われています。もともとの英単語の意味で考えても理解しにくいため、丸暗記するしかありません。イディオムが理解できると、英会話力とリスニング力がグッと向上します。イディオムが操れるようになれば、英語の上級者も目前でしょう。

それ英語で話してみませんか?

イディオムを知っているだけではビジネス上いまひとつです。 それを英会話の中で使いこなせると非常に便利ですし、周囲の同僚等からも一目置かれるでしょう。

「毎日忙しくてなかなか十分英語を学習する時間がとれてこなかった。」
「可能な限り短い期間でビジネス英語のスピーキング力を伸ばしたい」
そんな方にはバイリンガルのパーソナルカウンセラーによるサポートやAIによる弱点分析のあるALUGOがおすすめです。

もし少しでも興味があれば、ALUGOのことをのぞいてみてみてください。

また、英会話習得の効果を高めるためのTipsにご興味がありましたら、下記より資料をダウンロードいただけます。


【資料のご案内】 英会話習得の効率を更に高める3つの手法とは

※こちらは、資料の一部を抜粋したものです。

【英会話習得効率を高める3つの原則と活用例】の資料ダウンロードはこちらから。
項目を以下に入力して続きをご覧ください。

この記事をシェアする: