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グルーバルで活躍するために必須な13のビジネス英語スキルとは?ALUGOアセスメント徹底解剖

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shutterstock_244361152 「ビジネス英語が話せる人」と言うとどのような人を想像するでしょうか?
ビジネス英語と言っても、それを構成する要素は様々。
ALUGOでは「ビジネス英語が話せる人」を、5つの基礎的な英会話スキルと、8つのビジネスコミュニケーション力を組み合わせた、13のビジネス英語スキルを持ち合わせた人と定義しています。そしてALUGOでは受講生にこれらのビジネス英語スキルを測定することで、鍛えるべきポイントを明らかにし、一人一人に最適な学習プランをご用意しています。
ここでは、ビジネス英語を構成するそれら13のスキルについてご紹介します。

目次

1.英会話に必須な5つのスキル

ALUGOが英会話で必要と考える基本スキルは5つあります。 Attitude(姿勢)、Vocabulary(語彙)、Grammar(文法)、Speaking(話す力)、Listening(聞く力)の5つです。それぞれの基本スキルの重要性をご紹介します。

1-1.心構えで変わるコミュニケーションの姿勢(Attitude)

英語に限らず母国語以外で相手と意思疎通をしようとするとき、「積極的に話しかけよう」「相手の話を聞き出そう」という姿勢が大事になってきます。ALUGOではそういった双方向的なコミュニケーションを円滑にする大前提として<いかに積極的に会話しようとしているか>といった対話時の態度も評価のポイントにいれています。

1-2.地道な努力が求められる語彙(Vocabulary)

相対的に大量のインプットが必要なのが英単語です。語彙数が増えるとそれだけ英語の表現力が広がるだけでなく、聞き取れない単語を減らしたり、聞きなれない単語を類推する力を伸ばすこともできます。つまり、相手の言っていることを聞ける精度と英語で話せる精度を同時に向上させることにつながります。
ただし、単に「がんばって覚えろ」といわれても続かない人がほとんどでしょう。何(そしてどれくらいの量)を、どれくらいの時間をかけて、どれくらいの頻度で暗記していくかが重要になってきます。

1-3.ビジネス英語に求められる文法(Grammar)

英語の文法については「通じれば細かい文法なんてあまり重要でない」という意見もあります。が、そのままでは<簡単なおしゃべり英語>を脱することはできず、いつまでたってもフォーマルなビジネス英語を話せるようにはなりません。グローバルに活躍するビジネスパーソンは多少のミスはあっても、より正確なビジネス英語を話せるよう努めています。

1-4.3つのポイントが重要なSpeaking

スピーキングのレベルを測る場合、発音や流暢さや英語特有のリズム、多様な語彙を使いこなしているかチェックするのが一般的です。そういった点を基準にネイティブスピーカーが聴いて大まかに判断するのが一般的です。 もちろんそのような基準も重要ですが、ALUGOでは文法や語彙数などは別で測定するため、それ以外の点を重視しています。

1-4-(1). 3秒以内に話し始めているか

日本語でもそうですが、欧米の言語間では理解しがたい「間」を嫌う傾向にあります。何か相手から言われた際に数秒の沈黙のまま間が空くと先方はこちらに対して、相手がこちらの質問を理解していないのか、言いたいことを考え中なのか、もしくは言いたいことを言語化(英語化)できないで悩んでいるのかわかりません。3秒以上の間を空けることなく対話を続けられるかも英語で会話できているかかの要素となります。

1-4-(2). 完全な一文で話せているか

日常会話ではある程度くだけた表現、すなわちブロークンイングリッシュは許容されるでしょう。しかし、ビジネスの現場ではより丁寧かつフォーマルな表現が求められます。つまり、完全な一文をつくって話すことができるのかが重要になってくるのです。面倒なことは否めませんが、常日頃から完全な一文を話せるような訓練が必要です。

1-4-(3). 間隔を空けずに話せているか

完全な一文をつくって話すことができても、単語ごとに止まってしまったり、文の途中で何秒も空いてしまっては、話し相手にとって決して聴きとりやすいものではありません。単に英語で発することが目的ではなく、相手との双方向なやり取りを継続的に行えることがビジネスにおいて求められるため、できるだけ止まらず会話を続けられるようになる必要があります。逆に相手が不快にならない程度にスピードを落として話すことでスピーキングの停滞を減らすこともできます。

1-5.訓練を積めば聴き取れるようになるListening

「いつまでたってもネイティブスピーカーが何を言っているのか聴き取れるようにならない」と感じている方は多いのではないでしょうか? 多くの英語習得者の共通認識として、英語の能力は右肩上がりで直線的に伸びるものではななく、階段状に向上していくものだということがあります。
つまり、地道な訓練を継続していると、ある日突然それまで聴き取れなかった英文が聴き取れるようになってきます。これは単に毎日英語の音源を聴き流して到達する能力ではありません。「話せないものは聴き取れない」の法則があるため、実はスピーキングの練習と併走させることでより効果的に向上させることのできるスキルなのです。

2.ビジネスコミュニケーションに必要な8つの力

英語の基礎力がつくと、それを踏まえたビジネスコミュニケーション力を鍛えることでよりグローバルに戦える英会話力を身につけることになります。ALUGOが考えるビジネスコミュニケーション力は大きく分けてIntermediateとAdvancedの2つあり、それぞれ4つの技能から構成されています。 shutterstock_89050813

2-1.Intermediate|基本的なビジネスコミュニケーションスキル

Intermediateのカテゴリに含まれるのはLogical Speaking(論理的な発信力)、 Assertiveness(関係を壊さずに主張する力)、Active Listening(積極的傾聴力)、Relationship Building(関係構築力)の4つです。
<カテゴリー2>カテゴリー1と同様に、英単語の後に日本語を入れると読みやすいと思います。

2-1-(1).Logical Speaking / 論理的な発信力

英語を話すといってもただ単に文法的に正しければいいというわけではありません。話した内容が論理的かどうかは日ごろから意識する必要があります。例えば、“She did’t bring her umbrella because it was rain.”「雨だったので彼女は傘を持っていかなかった」は普通に考えるとおかしな文だとわかります。これが文法が正しくても論理的におかしな文を話している状態です。“Because I have an exam tomorrow, I have to study hard today.”「明日試験があるので、がんばって勉強しなければならない」のように、文法的にも論理的にも正しい文を話せるかは大事な要素です。

2-1-(2).Assertiveness / 関係を壊さずに主張する力

対話を続けていると時に相手と異なる意見になることはあります。日常生活においてもそうですが、特にビジネスの場合相手の気を害することなく自分の意見を主張する必要がある場面にでくわすこともあります。日本語では言えても、英語のちょっとしたニュアンスの違いで相手に思わぬ不快感を与えてしまいかねません。この辺りも気にしているかどうかもビジネスコミュニケーション力のひとつと考えられます。

2-1-(3).Active Listening / 積極的傾聴力

相手の話をうまく聞き出す力はより深い会話をする上で必要になります。いつも質問を待っていては聞くべきことを聞けなかったり、相手の深い考えや背景にあるものを理解できなかったりします。特に第二言語で受身になりがちなときにこの点を意識することで、よりスムーズなコミュニケーションにつながります。

2-1-(4).Relationship Building / 関係構築力

相手からの信頼を得ると、より深いコミュニケーションをとることができるようになります。そのためにはまず相手との良好な関係構築が必要になってきます。仕事の話だけするドライな関係もあるでしょう。しかし、一人の人間として深く付き合えるような関係になると、ふとした瞬間に気づきもしなかったような話をしてることもあります。必要最低限の質問と回答だけの会話ではなく、よりよい関係を構築しようとしているかもビジネスコミュニケーション力を測る基準のひとつに含まれます。

2-2.Advanced|実践的なビジネスコミュニケーションスキル

Management Communication、Storytelling、Negotiation、Facilitationの4技能で構成され、これら4つのスキルがより実践的なビジネス英会話力を示します。

2-2-(1).Management Communication / 部下指導力

これは言うまでもなく人をマネジメントする力であり、管理能力を示すコミュニケーションスキルといえます。多国籍なメンバーが所属する組織の中で活躍すうるには、その場にふさわしい表現が必要になります。

2-2-(2).Storytelling / 論理と感情を織り交ぜストーリーを語る力

こちらはプレゼンテーションのようなシーンで必要とされるスキルです。ロジカルに話すことはもちろん、熱意も伝わるような表現が求められます。

2-2-(3).Negotiation / 困難な状況でもWIN-WINを構築する交渉力

英語での交渉を成功に導くためにのスキルです。Assertivenessより攻めの表現やフレーズを兼ね備えているかをチェックします。

2-2-(4).Facilitation / 参加者の合意度を最大化する議事進行

いわゆる議長のような立場で会議をしきるときに必要な力となります。全体の意見のバランスをとりながら議論を進める際にどのような英語表現を用いるのが適切か具体的に知っておくことがスムーズな進行に役立ちます。

5つの基本スキルと8つのビジネスコミュニケーション力で世界へ

積極的な対話姿勢と英語の基本スキル、加えてビジネスシーンに役立つ英語表現をうまく組み合わせることで、海外でもビジネスパートナーと円滑なコミュニケーションが可能になります。 5+5の計13のビジネス英語スキルを身につけて、一日も早くグローバルに活躍できるビジネスパーソンになりましょう。

図3 ビジネス英語を構成する13のスキルのうち、あなたのスコアがどれくらいあるのか、測定してみませんか?ALUGOのアセスメントではきめ細かな基準で精度の高い判定を出すことができます。
ビジネス英語を使いこなすためには、、自分の弱点がどこにあるのかを明確にし、短期で成果をだすことにこだわるのがALUGOの英会話トレーニングです。 「早速、ここで言われている英語力を高めたい!」と思われた方、「ここがまだ気になる」とお考えの方は、お問い合わせください。ALUGOがゴールへの到達をお手伝いします。

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