英語が聞き取れない!聞き返すときに使える表現フレーズ55選
ミーティングや打ち合わせの場では、参加者一人ひとりが重要な役割を担います。聞き役に徹することなく、当事者意識を持って一つの結論に導くために、積極的に参加する必要があります。
しかし、そうは言っても英語で行われる会議など、どうしてもリスニング力が追いつかず、聞き取れないことがありますよね。そんなときは、わからないタイミングで率直に聞き返すことが大切です。
今回はALUGOより、英語が聞き取れないときに使える表現を、シチュエーション別で55フレーズご紹介します。
目次
聞き返すことは恥ずかしいことでもなんでもない!
世界的にグローバリゼーションが進む今、例えアメリカやイギリスで行われているミーティングだとしても、全員がネイティブのイングリッシュスピーカーということは珍しくなってきています。英語力とビジネスには、何の関係もありません。ですが、英語があまり得意でないからといって、ビジネスの場面で不利になることだけは避けたいですよね。
恥ずかしからずに、自分の英語力があまり高くないということを初めに伝えてしまうのも一つの手です。自己紹介のときや自分の発言のターンで、なるべくゆっくり話してほしいということや、簡単な単語を使ってほしいと依頼してしまえば、聞き返す手間も省けミーティングもスムーズに進むでしょう。
また、話している内容がわからないときは、わからないタイミングで率直に聞いてしまいましょう。時間が立って話が前に進むほど、切り出すのが難しくなります。
その際は、”Excuse me, but 〜”や”I’m sorry, but 〜”など、頭に「すみません」の意を相手に伝えると好印象になります。
聞き返したいときに依頼する英語表現
こちらでご紹介する英語表現は、いずれも話している内容が聞き取れない、もしくは理解できない際に、もう一度言ってほしいとき、聞き返したいときに使うフレーズです。「今何と言いましたか?」を意味する頻出のフレーズ
ビジネスシーンから日常会話まで使える、最もシンプルに聞き返すときの表現です。フォーマルな表現からカジュアルなフレーズまで順にご紹介します。I beg your pardon?
非常にフォーマルでかしこまった表現です。
非常にフォーマルでかしこまった表現です。
Pardon me?
”I beg your pardon?”を省略した表現です。
”I beg your pardon?”を省略した表現です。
Pardon?
”I beg your pardon?”を更に省略した表現です。日本では中学英語で習うフレーズのため、よく使われますね。ビジネスシーンなどフォーマルな場面で頻出の、使いやすい表現です。非常に丁寧な表現のため、日常会話や親しい間柄では少しフォーマルすぎるかもしれません。
”I beg your pardon?”を更に省略した表現です。日本では中学英語で習うフレーズのため、よく使われますね。ビジネスシーンなどフォーマルな場面で頻出の、使いやすい表現です。非常に丁寧な表現のため、日常会話や親しい間柄では少しフォーマルすぎるかもしれません。
Excuse me?
日常会話でよく使われる表現です。少しカジュアルな印象なので、クライアントや上司には控えた方が良いでしょう。
日常会話でよく使われる表現です。少しカジュアルな印象なので、クライアントや上司には控えた方が良いでしょう。
Sorry?
”Excuse me?”と同じく少しカジュアルな印象なので、クライアントや上司には控えた方が良いでしょう。
”Excuse me?”と同じく少しカジュアルな印象なので、クライアントや上司には控えた方が良いでしょう。
What did you say?
「今何と言いましたか?」という意味のカジュアルな表現です。日常会話など、親しい間柄のときによく使います。
「今何と言いましたか?」という意味のカジュアルな表現です。日常会話など、親しい間柄のときによく使います。
What?
「何?」という意味の非常にカジュアルな表現です。日常会話など、親しい間柄のときによく使います。
「何?」という意味の非常にカジュアルな表現です。日常会話など、親しい間柄のときによく使います。
「もう一度言っていただけますか?」と依頼をするとき
話している内容が聞き取れず、「もう一度言ってもらえませんか?」と話し手に依頼する表現がこちらです。いずれも丁寧な言い回しなので、ビジネスシーンでも日常会話でも使えます。まずは言いやすいフレーズから覚えていきましょう。Could you repeat that?
Could you say that again?
What was that again?
シチュエーション別 聞き返すときの英語表現
もう少しゆっくり話してほしいとき
まずは、「話すのが早すぎて、言っていることが理解できなくなっています。」という今の状況を伝える表現です。I’m having trouble keeping up.
I’m having trouble following you.
I’m starting to lose track of what you’re trying to say.
It’s going too fast for me to understand what you’re talking about.
You are talking so fast that I can’t keep up with what you’re saying.
話すスピードが早すぎてついていけないとき、「もう少しゆっくり話していただけませんか?」と話し手に依頼する表現をご紹介します。
Could you speak more slowly?
Could you speak a little slowly?
Could you slow down a bit?
Could you slow down a little?
Would you mind speaking more slowly?
もう少し大きな声で話してほしいとき
話す声のボリュームが小さくてよく聞こえず、「もう少し大きな声で話していただけませんか?」と話し手に依頼する表現をご紹介します。Could you speak a little louder?
Could you speak up a little?
簡単な単語や表現を使って話してほしいとき
何度聞き返しても、音は聞き取れるけどどういう意味かわからない。そんなときは、会話に使われている単語をそもそも知らないという可能性があります。同じことを何度もリピートしてもらうのではなく、別の単語を使ってもらったり、より簡単な表現での言い換えを依頼するフレーズをご紹介します。
Could you use simpler words?
Do you mind using easier words?
Could you say that in a different way?
Could you say that in another way?
話している内容が理解できないという状況を伝える英語表現
まずは、ミーティング中など困ったときにさまざまな場面で使える表現です。「あなたの話が理解できていません。」という今の状況を伝えるフレーズをご紹介します。まったく理解できないとき
話している内容が全く理解できていないときは、無理せずそのままの状況を伝えましょう。I don’t understand.
I don’t understand what you mean.
I don’t get it.
理解できているのかわからず不安なとき
なんとなく理解できている気もするが、100%付いていけている気がせず不安なときは、思い切ってその状況を伝えてみましょう。I’m not sure if I understand correctly.
I don’t think I get it.
I don’t think I’m following you.
I’m confused.
部分的に理解できないとき
I don’t understand the second point.(2つ目のポイントが理解できません。)
I don’t understand the last part.(最後の部分がわかりませんでした。)
What do you mean by that?(それはどういう意味ですか?)
What does 〜 mean?(〜はどういう意味ですか?)
部分的に聞き取れないとき
I didn’t get the first word.(始めの言葉が聞き取れませんでした。)
I didn’t catch the middle part.(真ん中の部分が聞き取れませんでした。)
I missed the last part.(最後の部分を聞き逃しました。)
自分の理解が正しいのか確認したいとき
たぶん、この内容で合っているとは思うが、果たして合っているのか怪しい・・・。そんなときは、思い切って自分の理解が正しいのかどうか、話し手に聞いてしまいましょう。Are you talking about 〜 ?(〜について話しているのですか?)
Are you saying that 〜 ?(〜と仰っているのですか?)
Did you mean 〜 ?(〜という意味ですか?)
Let me check, you mean 〜 ?(〜という意味ですか?)
電話が聞き取れないときの表現フレーズ
対面での会話よりも、電話の方が会話が聞き取りにくいという方も多いですよね。電話で相手の声が聞き取れないとき、電話ならではの聞き返す表現がありますので、覚えておきましょう。I can’t hear you well.(よく聞こえないのですが。)
It’s hard to hear you.(あなたの声がほとんど聞こえません。)
Can you hear me?(聞こえますか?)
There’s a lot of noise on the line.(雑音が激しいですね。)
We have a bad connection.(接続状態が悪いですね。)
The reception is bad.(電波が悪いですね。)
電波や接続が悪いために一度電話を切ってかけ直したいときは、以下の表現が便利です。
I’ll hang up and I’ll call you back.(一度電話を切ってこちらからかけ直します。)
Can you hang up and call me again?(一度電話を切って、またかけ直してもらえますか?)
どうしても聞き取れなかったら・・・
知っている単語のはずなのに発音に慣れていなくて聞き取れない、もしくはその単語そのものがわからない。一度聞き返すならまだしも、二度、三度と聞き返しても理解ができないときがあります。そうなるとどうしても決まりが悪く、気まずい空気が流れてしまうのが怖いですよね。そんなときは、思い切って他の対策を考えましょう。
一番簡単な方法は、リスニング力のみに頼らず、紙に書いてもらうかメールなどで送ってもらい、辞書等で調べる方法です。時間があるときならこの対策が間違いありません。
I’m sorry, but I’m still learning English. Could you write it down instead?(すみません、まだ英語を勉強中のため、代わりに紙に書いていただけますか?)
また、発音が聞き取れていても意味がわからないときは、スペルを聞いてしまいましょう。
How do you spell it?(どんなスペルですか?)
ネイティブのイングリッシュスピーカーと、英語を勉強しているあなたとの間に、英語力の差があって当然です。わからないことはわからないと率直に聞き返せる度胸も時には必要ですね。
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