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一流ホテルを参考に、丁寧な切り替えし表現を学びましょう!

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どこまで丁寧な英語を話すかは、相手の期待度や優先度で決まります。一般的にビジネス上でのやり取りは、丁寧に、特に初対面の場合は丁寧さだけではなく、フォーマルであることも期待されます。
反対に個人的な繋がりの友人などに、いつまでもフォーマルで丁寧な話し方で接してしまうと、不快にさせてしまう可能性があります。今回は一流ホテルパーソンが、実際に使用する丁寧な英会話表現をご案内していきます。
参考にして頂き、ビジネスで使える丁寧な表現を少しずつマスターしましょう。

日本のホスピタリティーは世界でも稀

丁寧な言葉遣いで思い浮かぶ代表の一つが、ラグジュアリーホテルなどに代表される接客業です。
高級ホテルやレストランで丁寧な言葉使いの接客は必須ですが、日本ではコンビニエンスストアや飲食チェーン店でも、とても丁寧な言葉遣いが見受けられます。
日本で生活していると、そんな光景が当たり前なので特に違和感を感じないかもしれませんが、日本を訪れる外国人の中には「何でコンビニで100円の物を買っただけで、あんなに感謝されるのだろう・・・?」「私の国では100円の物しか買わなかったら、逆に嫌な顔をされるはずなのに・・・・。」などと驚く人も少なくはありません。
確かに100円の売り上げに対して、過剰に丁寧に感謝を伝えられても、相手によっては、驚かれてしまうかもしれません。
一流ホテルのホテルマンは接客のプロなので、シチュエーションに応じた言葉の使い分けを、とても上手にされます。
お客様との間柄や期待度、その時々に必要な場面等で、上手に英語表現を変えて対応されているので、参考にすることをオススメします。
下記、実際に想定される丁寧な切り替えし表現を解説していきます。

相手の期待度によって使い分け

礼儀正しさに影響を与える要因として、まずは言葉の選択です。例えば相手の感謝 “Thank you” に対しての返答ですが、相手の期待度によって上手に使い分けます。
(例)
No problem. (カジュアル)
You are welcome.(丁寧)
My pleasure. (とても丁寧)
相手がものすごく感謝しているような場合なら ”My pleasure.” と伝える事が出来ます。些細な事なら “No problem.” とカジュアルに答えます。相手が些細な事に対して、軽く礼を言ったのに対して “My pleasure.”と丁寧に答えても、恐らくそこまで恩義を感じていない場合は、相手には正しく伝わらないでしょう。

次に相手にお願いする場合、例えば少し待ってもらう時。
(例)
Please wait. (カジュアル)
Just a moment please. (丁寧)
Would you mind waiting? (とても丁寧)
些細な要件など相手が待たされる事を気にしないような時はカジュアルにな表現で“Please wait.” と、言えますし、相手がとても急いでいたり、こちら側の都合なら “Would you mind waiting?” と丁寧に言う事で、相手を落ち着かせる事ができます。
一流のホテルパーソンは、相手がどれくらいの期待度なのかを判断して、シチュエーションに応じて、言葉を上手に使い分けています。

丁寧さはノンバーバルコミュニケーションからも伝わる

一流のホテルパーソンは、相手の期待度によって丁寧な表現を使い分けているのは、前述した通りですが、英語学習初心者が実際の会話の場面で、とっさに使い分けるのは、なかなか難しい場合もあるので、カジュアルな表現を使うよりも常に丁寧な英語を話すようにした方が、初対面の人やビジネスシーンで悪い印象を与える事は少ないです。
もちろん状況にも寄りますが、度を越したあまりにも丁寧な会話は、逆の印象を与えてしまう可能性があります。
英語に限らず、丁寧さは言葉遣いだけでなく声のトーンや丁寧な口調も重要です。また、微笑む、アイコンタクトをする、良い姿勢を保つ、優しいジェスチャー(指差しをしない)などのノンバーバルコミュニケ―ションでも、丁寧さを表現することができます。

Sorryだけじゃない、謝罪の意を正しく使い分け

謝罪の言葉も使い分けをしないと、誠意が伝わらない場合があります。
些細なことに対し大げさに謝罪しても、相手側には嘘っぽく聞こえます。
(例)
Sorry. (カジュアル)
I am sorry.
I apologize.
I am very sorry. (丁寧)
My sincere apologies.
Please accept my sincere apologies. (とても丁寧)

謝罪の際に相手の名前を使用すると、さらに正式で個人的な謝罪ができます。

I’m very sorry, Mr. Jones.
Please accept my sincere apologies, Mr. Jones.
状況に応じて、適切な謝罪の表現の使い分けが出来ないと、本当の誠意は伝わりにくいです。

まとめ

日本語では尊敬語、謙譲語などの意識をしなくても、常日頃の日常会話での使い分けは出来てますが、英語に置き換えた際に、ただ尊敬語に該当するような丁寧な表現を日々話していれば、必ずしも丁寧という訳ではありません。
一般的に欧米人は、日本人より直接的な言い方(ストレートに物事の本質を伝える)をするので、あまりこちらがへりくだって話すと、本来意図していない意図に伝わってしまう事があります。
英語に限らず、言語はコミュニケーションですので、相手の気持ちを考慮し、丁寧で適切な言葉遣いができるようにする為の第一歩として、一流ホテルパーソンの英語表現は、とても参考になります。書店でも、「ホテル英会話」のような解説本がたくさん出版されておりますので、まずは一冊手に取ってみるのもオススメです。


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