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ワンランク上のビジネス英語を話してランクアップ!!

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日常会話はそこそこ出来るけど、ビジネス英語は苦手だと感じたり、上司やクライアントと話す時に、”失礼にならないように話せているか・・・”、不安を感じることはありませんか。ビジネスシーンで通用するワンランクアップの英語を使えるようになるために、知っておきたいポイントを今回はご紹介します。

日常会話の英語とビジネス英語の違い

日常会話とビジネス英語は、使う単語や話し方が異なります。大まかに2つの違いがあります。
まず、語彙のレベルの違い。ビジネスでは大学レベル(英検準1級又はTOEIC860点レベル)の語彙を使いこなせるのが、理想的です。ビジネス英語を使うのに、語彙を増やす努力を怠らないことが大切です。
単語は毎日のように触れていると、自然と口から出るようになります。気の合う同僚などいる方は、新しく覚えた単語を積極的に、同僚に使ってみて、正しく使えているかアドバイスしてもらうのも良いでしょう。
次に、日本語では同じ訳なのに、”実際に使うとニュアンスが異なる表現、単語”があるということです。ビジネスシーンで活用するためには正しい使い方を知っておく必要があります。

want(want to)とpleaseは子供っぽい

「~したい」の”want to”と「(~して)ください」の”please”は、子供がよく使う表現である場合が多く、使い方によっては幼稚な言い方に聞こえてしまいます。ビジネスシーンで、頻繁に使っていると相手に、子供っぽい印象を与えるだけでなく、自分の語彙のレベルを露呈することにもなりかねません。
上司やクライアントには、特にwantとpleaseの代わりに、”would like”や、”Would you mind~?”、”Would(Could)you please~?”を、使うように心がけましょう。
また、「あなたに~して欲しい」に、”I want you to~”を使うと、かなり上から目線になってしまうので、相手に失礼になります。他にも”Please~(~してください)”のフレーズは、「頼む」というよりも「要求」のニュアンスがあるので、上司やクライアントには使うのを控えた方が良いでしょう。

〇 I would like to visit your office today. (今日事務所にお伺いしたいのですが)

× I want to visit your office today. (今日事務所を訪ねたいのですが)

〇 Would you mind calling me back when you get a chance?(もしお時間がありましたら折り返しご連絡いただけますでしょうか)

× Please call me back. (折り返し連絡してください)

× (Can you)give me a call back, please? (折り返し連絡してもらえますか)

〇 I would appreciate it if you could go over this document by noon.(お昼までにこの書類を確認していただけると幸いです)

× I want you to go over this document by noon.(この書類をお昼までに確認して欲しい)

主語が「私(達)」の時以外はshouldとhad betterを使わない

自分の部下にアドバイスする時に、”You should~”を、「~した方が良いよ」という意味で使うことは出来ますが、上司やクライアント、目上に対して使うと、上から目線になり心証を損なってしまいます。
主語が”I(We)”でない場合は、極力使わないように心がけてください。また、同様の意味を持つ”had better”は、とても強く、命令形に近い形で使われます。
これは上司やクライアント、目上に対して決して使わないようにしましょう。相手に良かれと思って言っても、「要求」「命令」っぽい表現になっては相手と良い関係を築くことが難しくなります。

上司やクライアント、目上の人に物事を上手く提案するには

「提案する」に、”suggest”や”recommend”などがあります。しかし硬い表現なので会議や書類には適していますが、口頭で上司に「~するのがよろしいかと思います」ぐらいの柔らかいニュアンスで表現するなら、”You may(might) want to~”が良いでしょう。
mayとmightの違いですが、mayの方が「(してもしなくても自由ですけど、どちらかと言えば)した方がよろしいのでは」、mightが「(出来るだけ)するのがよろしいかと思います」と少し強調する言い方になります。
状況によって適時使い分けましょう。mayとmightの使い分けで、今忙しいからこのまましばらく置いといて良い案件なのか、なるべく早く対処した方が良い案件なのか暗に示すことができます。


例:You might want to leave the office by two to make it to the meeting.(会議に間に合わせるのに2時までに事務所を出るのがよろしいかと思います)

may, might, willを使い分けて意思表示をする

「~するでしょう(するかもしれない)」という意味を持つ、”may”, ”might”, ”will”には、微妙な違いがあります。
これらを使い分けることによって、暗に「〇〇する」可能性がどのぐらいあるのか意思表示することができます。”may”は、『確率約50%。どちらとも言えない、するかもしれないししないかもしれない』という時に使います。
”might”は、『確率約80%。「〇〇する」可能性が高い』時に使います。
そしてwillは、『確率ほぼ100%』なので、ビジネスシーンで使う時は注意しましょう。安易にI might be able to give you a discount.「値引きできるかも」と言ってしまって、相手が値引きしてくれるものと思い込んで話が進んでしまうなんてこともあり得ます。
それぞれの確立の違いを事前に把握しておけば、自分の意思表示以外に相手がどのぐらいの確率で、〇〇しようとしているのかを、判断するのにも役立ちます。

まとめ

今回はワンランクアップして、ビジネスで活かすために覚えておきたい表現や、ポイントを紹介しましたが、全てを一度に使うのではなく、自分で使えると思うものから試していきましょう。
自然と口から出るようになるまで、機会があるごとにぜひ積極的に使ってみてください。


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