ALUGO BLOG

“How are you?”だけだと思っていませんか?他にもある挨拶表現とシチュエーション別の返事25選

Pocket

How are you?“How are you?”
英会話を始めるとき、避けることのできない第一関門がこの質問。初対面の相手でも、親しい間柄でも、会って最初の会話は”How are you?”から始まることがほとんどです。つまり、この質問に答えない限りは、会話の次のステップに進むことはできません。
今回はALUGOより、挨拶のときに使える「Greeting phrase」の種類と、シチュエーションに応じた返事の仕方についてご紹介します。

何より大切なのは、TPOに合わせた適切な言葉選び

中学の英語の授業では、以下のような文章を教わり、何度も復唱し、覚えてきたと思います。
How are you?
I’m fine, thank you. And you?
しかし、様々な英語教材や英会話メディアでは、“How are you?”で始める挨拶は堅苦しく古くさい、使ったら笑われてしまう、と言われています。本当でしょうか?
それならネイティブのイングリッシュスピーカーは、どのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか。

日本でも大切な「空気を読む力」
例えば、新卒で入社したての男性が、会社の社長に対して「よっ元気?」と声をかけたら周りは驚くでしょう。 「あいつは空気が読めない」というレッテルを貼られてしまうのが容易に想像できます。 「お元気ですか」「ご機嫌はいかがですか」と問いかけることは、堅苦しくも古くさくも感じません。丁寧で礼儀正しい青年だと思われるでしょう。
では、新入社員の男性が話しかけたのが、同期の新入社員だったらどうでしょうか。 仲の良い間柄であれば、「よっ元気?」くらいのフランクな挨拶がちょうど良いですね。 「ご機嫌はいかがですか」という挨拶は、堅苦しくて古くさいと思われてしまうかもしれません。

日本語と同じく、英語での挨拶表現も、「年齢や性別、立場など」と、「相手との親密度」によって、選ぶべきフレーズは大きく異なります。 教科書的に返事の仕方を覚えるのではなく、状況に応じて正しい受け答えができるよう、いくつかのバリエーションを覚えておきましょう。
svevijesti.com

もう一度考えてみる“How are you?”の意味

英会話を始めるきっかけとなるキークエスチョン、“How are you?”
この質問に答えない限り、次のステップに進むことのできない、英会話の最初の関門です。
しかしこの“How are you?”には、2パターンの意味があることをご存知でしょうか。順番にご紹介しましょう。

1. あなたの調子を伺う質問として

まずは通常の質問のパターン。 “How are you?”は直訳すると、「あなたはどうですか?」「あなたはどのような状態ですか?」であり、日本語では「元気ですか?」と訳されることが多いですね。
Hey, how are you?(やぁ、元気?)
I’m good, thank you! How about you?(元気ですよ!あなたはどうですか?)

2. 返事を求めない挨拶として

日本人にはあまり馴染みのない”How are you?”のもう一つの意味に、「こんにちは」などの挨拶の意味も含まれるということを覚えておきましょう。こちらは挨拶なので、相手からの返事は期待していません。
Hey, how are you?(やぁ、こんにちは。)
Hi! How are you?(あら、こんにちは!)
www.military.com

www.military.com

“How are you?”以外にもある英語の挨拶表現のバリエーション

日本人に馴染みのある”How are you?”以外にも、英語での挨拶表現はたくさんあります。 フォーマルな挨拶からカジュアルな表現まで順番にご紹介するので、TPOに合わせた適切な挨拶を選べるようにしましょう。

How do you do?

もっともフォーマルな挨拶の表現がこちらです。
かしこまった場面での初対面の挨拶として使われますが、非常に丁寧で堅苦しく、若い人が使うことはまずない表現です。現在では死語とも言えます。
英国紳士や、一般の人がエリザベス女王に謁見するときに使うくらいフォーマルな表現のため、実際のビジネスシーンで使うことはまずないでしょう。
ちなみに、こちらは疑問系ですが、“How are you?”とは異なり、「お元気ですか?」という意味はなく、「はじめまして」という“Nice to meet you.”と同じ意味があります。 そのため、“How do you do?”に対する正しい答え方は“How do you do?”となります。
How do you do?(はじめまして。)
How do you do?(はじめまして、よろしく。)

How are you?

日本では中学英語を学ぶ段階で必ず出会うセンテンスがこちら。
この言い回しは古い、堅苦しい、ネイティブは使わない表現だ、とさまざまなメディアで議論されている表現でもあります。
しかし実際には、“How are you?”はビジネスシーンから日常会話まであらゆる場面で使うことのできる、丁寧でオールマイティなフレーズです。
初対面や、まだあまり親しくない間柄の相手には、まずは“How are you?”と尋ねておけば問題はありません。 どんな場面でも安心して使いましょう。

How have you been?

直訳すると「今までどうでしたか?」という意味のこちらの挨拶フレーズ。 “How are you?”という質問が「今」の状態の調子や状況を尋ねているとしたら、”How have you been?”は過去分詞が使われているので、「最後に会ってから今」までの調子や近況を尋ねている、という違いがあります。
そのため、久しぶりに会った相手に使う、というのが特徴です。長い間連絡をとっていなかった相手と久しぶりに会ったときに「元気にしていましたか?」という意味で使いましょう。
ニュアンスとしても非常に丁寧な言い回しなので、ビジネスシーンにぴったり。親しい友人関係で使うこもできるので、ぜひ覚えておきたいですね。
How have you been?(元気でしたか?)
I’ve been good, thank you.(元気でしたよ、ありがとう。)

How are you doing today?

電話などでのカスタマーサービスでよく使われるフレーズがこちらです。
対面でのビジネスシーンでは、自分より上位レベルの方を相手にするときによく使います。
フォーマルでありながらもフレンドリーな親しみやすい印象を与えるので、非常に使いやすいフレーズです。

How’s it going?

短縮しない形だと“How is it going?”、直訳すると「それはどう行っていますか?」 ここでいう”it(それ)”は、人生や生活を意味しており、「あなたの人生はうまく行っていますか?」という意味になります。
“How are you?”と比較するとカジュアルな表現で、主に男性によって使われることが多いのが特徴です。
ビジネスシーンでは、相当親しい間柄でない限り、使うのは避けた方が良いでしょう。

How are you doing?

“How are you?”のカジュアルバージョンがこちらです。
ビジネスシーンでは避けた方が良い表現ですが、親しい間柄の場合では使うときもあります。例えばゴルフコースでクライアントと偶然会ったときなどのシチュエーションには、ぴったりのフレーズですね。

What’s up?

最もカジュアルな挨拶の表現がこちら。
“What’s up?”は“What are you up to?”の省略形で、直訳すると「何が起こっているの?」「どうしたの?」であり、日本語で言うと「最近どう?」「何してるの?」のようなニュアンスとなります。
海外映画やドラマなどでも、親しい友人同士の間でとてもよく使われるフレーズです。
非常にフランクな、親しい間柄だけで使われる表現なので、ビジネスシーンでの使用は避けた方が良いでしょう。
Hey, what’s up?(やぁ、最近どう?)
Nothing much.(特に何もないよ。)

それ以外にもある挨拶表現のバリエーション

“How are you?”と相手の調子や近況を聞く以外にも、仕事や家族の近況を尋ねる挨拶の表現もあります。
How are things going at work?(会社のほうはどうですか?)
What’s new in your project?(プロジェクトに何か変わったことはありましたか?)
How’s your family doing these days?(最近、家族の調子はどうですか?)

いくつ言える?“How are you?”に対する返事

「元気?」「最近どう?」といった意味合いのオープンクエスチョン”How are you?”に、戸惑う日本人が多いのが事実。
学校ではとりあえず、“I’m fine, thank you. And you?”と習ったけど、それ以外の答え方ってないの?そもそも元気じゃないときは何て答えたら良いんだ?と思ったことはありませんか?
この返し方で、今後の会話が弾むかどうかがわかると言っても過言ではない、とても重要な質問です。
いろいろな答え方があるので、どれが正しい、どれを使いべきという明確な答えはありませんが、自分にとって最も使いやすい返事を状況に応じて覚えておくと良いでしょう。

調子が良いとき

I’m fine.
※学校で習った”How are you?”に対する答え方がこちらです。一番スムーズに出てくる返事ではないでしょうか?
非常に簡潔で率直な返事なので、答え方によっては素っ気なくなってしまい、「これ以上話しかけないでください」というサインのようにもとられてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
I’m good / pretty good / really good.
※カジュアルな表現ですが、使いやすい表現です。ネイティブがよく使う表現ですね。
I’m great.
Very well.
Not bad at all.
Couldn’t be better.
※直訳すると「これ以上良くなれないよ」つまり「最高だよ」という意味になります。
I’m doing good/great/well.

良くも悪くもないとき

調子が良くも悪くもどちらとも言い難いときに使える返事がこちらです。
Not bad.(悪くないよ。)
So so.
※日本人が使いがちなこのフレーズですが、ネイティブは使いません。違和感のある答えなので、使わないようにしましょう。

調子があまり良くないとき

「元気?」と聞かれて、思わず歯切れが悪くなってしまうとき。調子があまり良くないときの答え方をご紹介します。
注意しておきたいのは、ビジネスのシーンではあまりネガティブに答えない、ということ。特に初対面の人と会うなら、なるべくポジティブなイメージを持ってもらいたいものですよね。
Hanging in there.(がんばってるよ。なんとか持ちこたえてるよ。)

より丁寧に親しみをこめたいときは

すべての返事の後に”thanks”や”thank you”を付け足すことで、「私の調子を聞いてくれて、気遣ってくれてありがとう」という意味になるので、より丁寧になります。
How are you doing?
I’m great, thanks!

「あなたは?」相手に聞き返したいとき

“How are you?”と聞いてくれた相手に対して、「あなたはどうですか?」と聞き返したいときの表現をご紹介します。
And you?
How about you?
How’re you?

まとめ

“How are you?”のバリエーションと、シチュエーションに応じたその返事についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
日本人も三者三様ではありますが、やはり海外から見た日本人には「礼儀正しい」「丁寧」「謙虚」といったイメージがあります。
せっかくのそのポジティブなイメージを、あまりにもフランクな言葉で返してしまってはもったいないですよね。
その場の状況や立場に応じた最適な挨拶ができるよう、それぞれのフレーズの意味合いとそのニュアンスをしっかりと覚え、使いこなせるようになりましょう。
この記事をシェアする: