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英文履歴書と面接の準備&攻略ポイント!

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英語面接では、日本語の面接と同様に、あなたの能力や適正のみならず、これまでの職務経験上どのようなスキルを身につけ、磨いてきたのかを把握し、あなたが自社の求める人材なのかを判断されます。
内定を勝ち取るには、あなたが企業にとって適材であることを積極的に売り込むことが重要です。ここでは、英語面接の準備と攻略ポイントについて、ご紹介します。

職務記述書:しっかり読み込もう

企業は採用にあたり、Job Description(ジョブ・ディスクリプション)と呼ばれる、職務内容を記載した職務記述書を作成し、募集要項として使用します。Job Descriptionには、職務名、職務内容、および要求されるスキル・経験・資格などが記述されており、採用時のみならず、採用後の人事考課のベースにもなります。
記述された職務内容を詳細に把握し、あなたのスキルや能力、経験をどのように活かすことができるのか考えましょう。

英文履歴書:自分を売り込もう

企業は、たくさん送付されてくる履歴書から、適任と思われる候補者を選別し、面接を設定します。面接のチャンスを確実に掴むためには、Resume(レジュメ)と呼ばれる英文の職務経歴書上で、自分を積極的に売り込むことが必要です。
Resumeには規定のフォーマットがないことが多く、スキルや能力、前職および現職での業績について、フリーフォーマットで簡潔に述べます。長過ぎて読みにくいResumeは、採用担当者に目を通してもらえる可能性が低くなります。1ページ以内に収めるようにし、募集ポジションで活かせるスキルや経験に焦点を当てるように心がけましょう。

面接対策1:面接官に印象づける受け答えを準備しよう

面接官の評価ポイントはココ!

転職者を対象とした採用活動において、人事採用担当者は、採用された人材が即戦力として、活躍してくれることを期待しています。つまり、面接官にとっては「応募者が即戦力として企業に貢献できる人材か否か?」が最大の評価ポイントとなります。
「即戦力として最も貢献できる人材」とは、すなわち「Job Descriptionに記述された職務内容を、遂行するのに最も適した人材」です。Job Descriptionで求められているポイントを意識しながら、面接官の質問に答えましょう。

志望動機と転職理由は鉄板の質問!

志望動機、仕事への熱意と転職理由は、必ず聞かれる質問です。
前述の通り、Job Descriptionに記述された職務を、遂行するために最適な人材を探しており、外資系企業の場合、一般的な日本企業のような配置転換による職務変更(総合職の概念)を念頭に置いていません。
志望動機は、「会社」ではなく、企業が募集している「職務」自体に、焦点を当てながら説明しましょう。
転職理由は、たとえネガティブな理由であったとしても、前職や元同僚への批判は控え、ポジティブな視点から答えること好印象です。

面接対策2:実体験を用いて自己アピールしよう

面接官は、その企業が必要とする適正能力を、”あなたが持っているか否か?”を判断するために、様々な質問をします。
ここでは、英語の面接でよく聞かれる、あなたの能力に関する質問例と、その答え方のポイントについて紹介します。
それぞれの能力の有無だけではなく、あなた自身のこれまでの実務経験を例にしながら、どのような行動を取り、組織を成功に導き、会社・社会に貢献してきたのか、具体的、かつ論理的に自己アピールをして下さい。

Problem Solving Ability(問題解決能力)を測る質問

▲Tell me about a major problem you recently handled(あなたが最近対処した大きな問題について教えてください)▲
問題点の説明は簡潔に行い、不平不満や愚痴などを述べることは避けた方が好印象です。
あなたが、その難題をどのように分析し、”どのような解決策や改善策を提示したのか?”。その結果、”どのように事態は収拾したのか?”について、論理的に説明できるように準備しておきましょう。

Interpersonal Skills(対人能力)を測る質問

▲Give me an example of a time you had to persuade other people to take action(行動を起こすよう他人を説得しなければならなかった一例を挙げてください)▲
あなたが、どのような方法で、”自分の意見を説明し、他人に理解してもらい、協力を得ることができたのか?”について、具体例を挙げて説明しましょう。上司や同僚からもらった好意的なフィードバックについて、第三者視点の評価として加えるのも良いでしょう。

Cultural Adaptability(文化への適応性)を測る質問

▲How would you describe yourself in terms of your ability to work as a member of a team?(あなたのチームワーク力について、どのように表現しますか?)▲
企業は、業績を上げ続けるために、それぞれ固有の価値観や習慣、行動様式を、企業文化として会社全体で共有しています。あなたが、柔軟に適応できる点を強調しましょう。

Leadership(リーダーシップ)を測る質問

▲How would you describe your leadership skills?(あなたのリーダーシップ能力について、どのように表現しますか?) ▲
実体験を通して、”具体的に、あなたがどのようにリーダーシップを発揮し、また強化してきたのか?”。それは、”組織にどのような貢献をもたらしたのか?”について、具体的に説明しましょう。
あなたの創造的思考力の高さや、上司からの指示ではなく自らが率先して取った行動の実例について、話すのも良いでしょう。

Career Aspiration(将来の展望)を測る質問

▲Can you describe your long-range goals and objectives? (あなたの長期的な達成目標について説明してください)▲
経済・社会情勢が目まぐるしく変わる現在のような状況下において、長期的な目標を持つことは容易ではありません。入社5年後の自分を想定し、”肩書き”ではなく、”どのような経験やスキルを習得していたいか?”に焦点を当て、答えを準備しておくとよいでしょう。

まとめ

日本人は性質的に総じて控えめですが、英語面接では、これまでのあなたの実績に自信を持って、ポジティブな姿勢で臨みましょう。アメリカの自動車産業に革命をもたらしたフォード・モーター社の創業者、ヘンリー・フォードは、こう言いました。
▲Before everything else, getting ready is the secret of success(成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること)▲
しっかり準備をして、憧れのグローバル企業へ転職を果たしましょう!

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