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英語が苦手な人の海外旅行を助けます!海外旅行で使える英語<機内偏>

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2010年から毎年、1500万人以上の日本人が海外旅行に旅立ちます。うれしいことには、それらの日本人旅行者の評価が世界的に高いということです。例えば、ヨーロッパの15000軒のホテルが選んだ好ましい国別観光客の第1位は日本人で、第2位がアメリカ人、そして第3位がスイス人でした。評価が高い理由は、ホテルの部屋をきれいに使うことや騒がしくないなどのマナーの良さが評価されているようです。

利用者次第で仕事の忙しさが大きく変わる客室乗務員たちの会話では「今日は日本人利用者が多いので仕事が楽になる」というのはよく言われることです。確かに機内での迷惑行為や大声で喧嘩騒ぎになるということも日本人利用者ならほとんどありえないことです。ただ、見方を変えると、英語でのコミュニケーションが苦手だから静かにしているとみられることもあるのではないのでしょうか。

機内では利用者は料金を支払った「お客様」です。いろいろなサービスを受ける権利がありますし、窮屈な空間ですが、できるだけ快適な時間を楽しみたいものです。その為には英語でのコミュニケーションが苦手だから静かにしているのではなく、言いたいことはしっかりと伝えたいものです。

そこで今回は、「海外旅行で使える英語<機内偏>」と題して、機内で使える自分の意思を伝える英語フレーズにスポットを当ててみました。特にフレーズの発音にも注意しながら見ていきましょう。

海外旅行の機内で使える英話

機内での会話は、客室乗務員と、他の利用者たちと、そして同伴者たちとの会話になります。同伴者との会話にはあまり気を遣う必要はありませんが、近頃、利用者同士の機内でのトラブルなどが増えているようなので、他の利用者に対しては、それなりの注意を払う必要があります。狭くて窮屈な空間で長時間過ごさなければならない場合、些細なことがトラブルに繋がるからです。

他の利用者との関わりは以下のような場面が考えられます。
  • 自分の席から通路に出る時
  • 通路を歩いてトイレに行く時
  • トイレ待ち
  • 座席を後方に倒す
上記のように色々な場面で他の利用者との関わり合いが予想されます。やはり誰に対しても礼儀正しい話し方や行動、そして何よりも思いやりが必要です。トラブルが起これば、その利用者と直接話すのではなく、客室乗務員に相談することも大切です。

海外旅行の機内で使える英話1.機内に入り席に着く時、席を立つ時

機内に入ると客室乗務員に笑顔で迎えられます。これからの長旅を考えると憂鬱な気分になるかもしれませんが、こちらも笑顔で返しましょう。客室乗務員の予測される挨拶は、
Welcome on board.
Good morning. Good afternoon. Good evening.
Hello, how are you? Hello there, how are you today?

などで、これらを組み合わせて、
Good morning, madam. Welcome on board.
Hello there, how are you today, sir?

などの挨拶で迎えられます。

そこで、この挨拶には笑顔と大きな声で、
I’m good (OK), thank you.
Great (Fine), thanks.

と答えましょう。

慣れていれば自分で席を探せることでしょうが、少し戸惑った素振りなどを見せると、客室乗務員から席について尋ねられる場合もあります。
Can I see your boarding pass, please?
「搭乗券を拝見させていただけますか」

Could I please see your boarding pass?
「搭乗券を拝見させていただけますか」

Can Iよりも丁寧になります。

他にも、lookやcheckを使い、
Can I check your seat number, please?
「あなたの席番号を調べさせていただけますか」

Could I look at your seat number, please?
「あなたの席番号を見させていただけますか」

その時には、搭乗券を手にしているはずですから、
Sure (Of course, Yes), here it is.
と搭乗券を手渡します。
又は、「お手伝いできますか」と、客室乗務員から尋ねられる場合もあります。

Can I help you, madam? Can I help you, sir?

親切な客室乗務員なら、席まで案内してくれるかもしれません。
Would you follow me, please?
「どうぞ後にお続きください」

This way, please. Please come this way.
「こちらへ、どうぞ」

も使われます。

サービスを受けたら、必ず笑顔でお礼を言いましょう。
Thank you.
Thank you very much.
Thanks a lot.
それから、自分の席へ行こうと機内の通路を歩いていると、荷物をオーバーヘッドコンパートメントに入れるために通路がふさがれている場合がよくあります。少し待ちますが、後ろから人がどんどん入ってくるので、通路にいる人に通路を開けてもらえるように頼みます。
Excuse me, coming through, please.
「すいません、通らせていただきます」

と断り、通らせてもらいます。
悪い印象を与えないように、笑顔で必ずExcuse meとpleaseも使います。この他にも、
May I go through, please?
「通らせていただいてよろしいですか」

Could you let me through, please?
「通していただけませんか?」

も使えます。

出張でのビジネスクラスならエコノミーの2.5倍のゆったりスペースになるので、席で大人しくしていますが、エコノミークラスなら必ず通路側の席を確保します。そして、30分に1度は、つまり定期的に機内を歩き回ります。こうすることで窓側の人なども席から出やすくなります。もしも席が窓側で通路に出たい場合は、隣の人に一言かけて通路に出ましょう。
Excuse me. May I get through, please?
「すいません、どうか通らせてください」

※以下に表記しているカタカナ発音はあくまで目安であり本来の発音とは異なる場合がる点ご了承ください。
発音しやすいget outゲタゥ(ト)を使い
Excuse me. Can I get out please?
「すいません、どうか(外へ)出させてください」

も使えます。
get throughよりもかなり言いやすいですね。

相手が寝ている場合などでも礼儀正しく声を掛ければ、大丈夫だと思います。お互い様ですから、必ず立ち上がり道を開けてくれるはずです。Excuse meで相手に注意を促し、すぐに謝罪の言葉を言い、そのあと要件を切り出します。
Excuse me. Sorry to bother you but could you let me through, please.
「すいません。恐れ入りますが、どうか通していただけますでしょうか。」

let meは、「レミ」に近い音で発音されます。人は、怠け者で発音しにくい音はどんどん発音しやすいように手抜き発音します。これは、英語だけではありません。全ての言葉に共通することです。発音のルールを学ぶと、発音の変化に対応できますので発音だけではなくリスニングにも効果的です。

例えば、Let me ask him.で、 Letの最後の子音のtは言いにくいので、そして発音ルールでも、最後に子音で終わる音は消音になります。更にhで始まる音も言いにくいので、hは発音されない場合が多々あります。江戸っ子も「火」は言いにくいので、「し」と発音していました。「煙草の「し」貸しておくれよ」ですね。ですから、Let me ask him.は、ほぼ「レミアースキム」のように発音され、Let me ask her.は、「レミアースカァ」に近い音になります。

ネイティブが普通に発音している英語を理解するためには、文字のひと固まりで英単語を理解しようとしていては聞き取れません。早く発音のルールをご自分の発音に取り入れてそのように話せるようになると、聞き取りもできるようになります。必ず日本人特有の区切り読みから卒業しましょう。

ところで、最近では座席を倒すことで後部座席の人とトラブルになるケースが増えているそうです。もし、座席を倒すなら、必ず一言声を掛けましょう。

相手からの答えがNOなら我慢しなければなりませんが、そんな時には客室乗務員に相談してみるのも一案です。案外、足が組める席などに移動させてくれるかもしれません。とりあえず、座席を倒すなら、次のように尋ねましょう。
May I recline my seat?
「座席を倒してもいいですか」

reclineは、rで始まります。このような場合は、ゥを最初に加えて発音します。つまり唇をゥの形にして「(ゥ)リクラインマシィ」と発音します。「メィアィリクラインマ(ィ)シィ(ト)」とまるで1つの単語の様になります。
my seatの2つの英単語の語尾の子音y とtは発音されず、「マㇱィ」と聴こえます。

反対に前の席の人に座席をもとに戻してもらい時には、笑顔でお願いしましょう。
Excuse me. Can you put your table up, please?
「すいません、どうかテーブルを上げていただけますか」

tableテェィブルとupアップのle+uは、laの音になり、テェィブラッ(プ)となります。次にup, pleaseとpが連続しますが、アップ、プリィ(ズ)とはならず、アップリィ(ズ)と1度だけ pを発音します。(同じ子音が連続する場合は、1度だけ発音されます。)

海外旅行の機内で使える英話2.飲み物、お酒をいただく時。

やはりエコノミークラスの飲み物や食事のサービスはスローです。客室乗務員一人当たりが世話する利用者の絶対数が上のクラスのそれと比較にならないほど多いからです。
東南アジアなら6時間前後のフライトですからあまり苦にならないのですが、ニューヨークなら倍の13時間はかかります。機内では出される飲み物や食事のサービスなどが楽しみの1つになるものです。
Please put your seats back in the upright position.
「座席を元の位置にお戻しください」

put yourとback inでのリンキングによる音の変化の理解してください。
Please put up your seat.
「座席をお戻しください」

put upでのリンキングによる音の変化の理解してください。
Please put up the table tops.
「テーブルをお戻しください」

上記のようなアナウンスがあり、機内では飲み物を乗せたワゴンが巡回してまずおしぼりと飲み物が出されます。
Would you like something to drink?
「何かお飲みになりたいですか」

もしも、いらない場合は、はっきりと言いましょう。
No, thank you. No, thanks.
「結構です」

欲しい場合は、私なら、待ってましたと、Of courseやWhy notを最初に言い、下記のようにお願いしましょう。
I’d like a glass of white wine, please.
「どうか白ワインをグラス1杯いただけますか」

ビールなら、
I’d like to have some beer, please.
「もう少しビールをいただけますか」

Can I have a glass of white wine, please?
「白ワインをグラス1杯もらえますか」

Could I have some beer, please?
「ビールをいただけますか」

1つの単語の様に素早く発音しましょう。
Can I よりも丁寧で上記をお勧めします。
コーヒーなら、このように言えます。
I’d like some coffee, please.
I’d like to have some coffee, please.
Can I have some coffee, please?
Could I have some coffee, please?

例えば、I’d likeは、丁寧な言い方で、発音が「ァィドライク」「ァドライク」「(ァ)ドライ(ク)」と最終的にはなり、かなり早口な場合は「ドラィ」と聴こえるようにもなります。つまりI’d like some coffee.が「ドラィサムコフィ」と聴こえてきます。これがどうして理解できるかと言うと、まず自分でもそのように発音することが重要で、慣れてくると、それが使われる場面では、状況設定から充分何を言っているのかが理解できるのです。

お酒は好きですが、機内でのアルコール飲料はディナーの時だけ、ビジネスクラスなら3ドリンク、エコノミークラスなら2ドリンクまでにするように決めています。高度が高い所で飲むお酒はよくききます。ビジネスクラスならジントニックをゆっくり1杯、それから食事をしながらグラスワインを2杯(ハーフボトル1本)、エコノミークラスなら食事をしながらグラスワインを2杯(ハーフボトル1本)です。

やはりお酒は地上でゆっくり飲むものです。お酒に酔いたいのなら地上で酔うことをお勧めします。それに機内では眠れないタイプなので、お酒を飲んでも眠れるわけではありません。映画を何本か見るか、好みの音楽を聴きながら暇つぶしをするしかありません。

海外旅行の機内で使える英話3.食事をいただく時。

機内食については、日本発の場合はまだ期待できますが、外国発の特にエコノミークラスの機内食には何の期待もしません。マクドナルドや他のファーストフードト同じで、できればパスしたい思いです。

とりあえず、エコノミークラスならメインコースのチョイスだけ気を使います。私の場合は、できれば、ベジタリアンかチキンの軽い主菜を選ぶようにしています。

予想されるフレーズを簡単ですが、挙げてみました。
Chicken, please.
「チキンをお願いします」

Beef, please.
「ビーフをお願いします」

Fish, please.
「お魚をお願いします」

May I have some salt, please?
「塩を少しいただけますか」

May I have some soy sauce, please?
「醤油を少しいただけますか」

Could I have some coffee after the meal, please?
「食後にコーヒーをいただけますか」

Thank you, it was good. Can you take my tray away, please?
「ありがとう、よかったです。お皿をさげてもらえますか?」

It was really good. Could you clear the table, please?

It was really good. Could you take the food plate, please?

全て、後片付けの依頼です。最初に笑顔で料理について感謝します。

海外旅行で使う英話<機内編> まとめ

最初に室乗務員から何かを英語で尋ねられる、又は、室乗務員に何かを英語で頼む、そんな時にはかなりの緊張が伴います。ネイティブ講師との英会話レッスンで機内のいろいろな場面で使われるフレーズを反復練習していても、本番では言葉が出なかった。そんな経験はありませんか。

その反対に慣れれば、余裕が出てきて冗談も英語で言えるようになったという人も出てきます。英語を話すことには他の習い事に比べて個人差が大きく出てきます。まずこれを理解して、ご自分は下手なグループに入るのか上手なグループなグループに入るのかを考えてください。そして、上手なグループの人たちの共通点を考えて、それを真似するのも1つの上達方法です。

日本人のシャイな性格は、英会話の上達にはかなりのマイナス要因になります。難しいことですが、何とか克服しましょう。特に、文字を通してフレーズを話そうとする傾向が高いため、どうしても1つ1つの英単語を区切って話してしまいます。ネイティブには何とか通じますが、ネイティブはそのようには話しません。その為、ネイティブの発音を聞いても聴き取りができずに理解ができません。

今回の様にカタカナ表記で発音を説明することには限界がありますが、効果のあることも事実です。試しにLet me ask him.を「レミアースキム」のように、全くのカタカナ英語でネイティブに話して反応をみてみるのもよいでしょう。
ご説明しました音の変化や消音などの発音ルールに注意してご自分もそのように発音をする癖をつけていただければ、区切り読みの習慣からネイティブが発音するのと同じように話せることができると思います。
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