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英語が苦手な人の海外旅行を助けます!海外旅行で使える英語<入国審査偏>

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海外旅行をする際に最初の関門と言ってもいい入国審査。今回はそんな入国審査の際に使われる英語のフレーズをご紹介します。

入国審査で使われる英話

それでは早速海外旅行の入国審査で使われる英語をご紹介します。入国審査の7つの手順に沿ってご紹介していきます。自分が苦手だな、緊張してしまうなと思う箇所は重点的にチェックしてみてくださいね。

海外旅行の入国審査その1.入国審査には2つの審査があります

入国審査で予想される英語のフレーズは、それほど種類は多くありません。しっかりと聴きとり、自分も少し大きな声ではっきり発音すれば相手にも通じます。商用、留学や観光目的での渡航なら入国審査員から質問される項目の回答は事前に分かるはずです。何度もフレーズを発音して慣れておきましょう。そして当日の入国審査では別に何もやましいことはないのですから、堂々として笑顔を忘れずに対応しましょう。

長旅で疲れているものの目的地に着けば、皆、なぜか先を急ぎます。これから入国するために2つの審査を受けます。
  • 入国審査
  • 税関での審査
入国審査は、
  • “Passport Control”
  • “Passport Inspection”
  • “Immigration”
  • “Immigration control”
  • “Immigration clearance”
などと表示されています。
税関はCustomsと表示されています。

入国審査場ではブースに座る入国管理局の審査官の前に列ができています。ここで列に並び、渡航前にリハーサルしておいた入国審査員の質問とそれに対する回答をもう一度おさらいしておきましょう。

海外旅行の入国審査その2.まずは入国審査が行われるブースの前の列に並びましょう!

入国審査が行われる場所には案内担当の係員がいて、「列に並んで」と言われるかもしれません。Get in は最初の単語の語尾の子音tと2番目の単語inの語頭の子音のiがリンキングして「ゲティン」、そして同様にStand inもリンキングが起こり「スタンディン」と発音されます。しっかり慣れて自分でも発音できるようになれば、聴き取りも間違えることなくできるはずです。
“Get in line.”
「列に並んで」
“Stand in line.”
「列に並んで」
列にはアメリカ市民権保持者、永住権やビザ保持者が並ぶ列もありますので、その列には入らないように気を付けましょう。並んでも時間の無駄になります。そして、自分の前に割り込むような人がいたら、はっきりと列に並ぶように伝えましょう。
“Excuse me, but we’re in line here. Would you get in line, please?”
「すいませんが、私たちは並んでおります。どうか並んでくださいますか」
“Excuse me, but we’re in line here. Could you get in line, please?”
「すいませんが、私たちは並んでおります。どうか並んでいただけますでしょうか」
“Excuse me, but we’re in line here. Please get in line.”
「すいませんが、私たちは並んでおります。どうか並んでください」
“Excuse me, but we’re in line here. Please get in line behind me.”
「すいませんが、私たちは並んでおります。どうか私の後ろに並んでください」

海外旅行の入国審査その3.いよいよ入国審査官の前に歩み寄ります!

入国審査官によりいろいろな対応がありますが、自分の番になると、審査官から声が掛かる場合もあります。
Next. 「次(の方)」又は、Next, please. 「次(の方)どうぞ」最後の子音は省略されるか小さく発音されて聞こえない場合が多々あります。発音されても、小さく発音されても最後のtとZの口の形で終わる必要があります。

パスポートを手に握りしめたあなたは、審査官に近づきますが、ここでも、審査官によりいろいろな質問の仕方があります。
May Iで始まる丁寧なフレーズから、そのものズバリのPassport.までいくつか挙げてみました。緊張などする必要は全くありません。語尾の子音は、口の形だけはその子音の発音の形ですが、音自体は発音されない場合があります。
“May I see your passport, please?”
“May I see your passport?”
“Show me your passport, please.”
“Your passport, please.”
“Your passport.”
“Passport, please.”
“Passport. “

これに対して、あなたは、あなたのパスポートを入国審査官に差し出して、
“Here you are.”
「さあどうぞ」
“Here you go.”
「さあどうぞ」
と言うのですが、両方のフレーズは、物を相手に差し出す時に言う場合は、どちらもほぼ同じように使えます。この時に微笑みながら渡せるとベストです。そして、もしこの2つのフレーズのニュアンスに微妙な差があるとしたら、
“Here you are.”
「さあどうぞ(これが私のパスポートです)」
“Here you go.”
「さあどうぞ(好きなようにお調べください)」
みたいな感じでしょうか。
この簡単なフレーズは、日常会話でよく使いますので、どんどん使いましょう。

海外旅行の入国審査その4.パスポートを手渡したら、3つの質問が続きます!

パスポートを手渡したら、審査官はマニュアル通り年齢、国籍、滞在地、寄港地や渡航歴などの情報をすかさずチェックするはずです。あなたが頻繁にアメリカに入出国を繰り返している場合やイスラム圏諸国などを経由して入国している場合は、警戒されることでしょう。又、東南アジアの一部の地域でもイスラム過激派の活動が活溌なところがありますので、当該地域に旅行している場合は警戒対象になる場合もあると思います。

一般的な日本人なら警戒対象になることはないと思いますが、もし気になることがあれば、英語で簡単な説明ができるように用意していた方が良いでしょう。入国審査官も日本人旅行者は英語での質問が苦手な人が少なくないことは理解しています。ただ、審査官もマニュアルに従い質問をしているので、異常に緊張や興奮をしている旅行者に関しては別室での審査もあり得ると思います。

やはり、何もやましいことはないのですから、詳しく調べられても何も心配はないと開き直るくらいの気構えでいきましょう。余計な心配や緊張をしないことが重要です。審査官も課せられた仕事を効率よくこなしていきたいだけです。パスポートを審査官に渡したら、笑顔を忘れず、聴き取りに集中して手短に英語で答えていきましょう。少し大きな声で話すことも重要です。

海外旅行の入国審査その5.質問1:目的 | 滞在目的は何ですか?

予想される審査官の質問は、
“What’s the purpose of your visit?”
「あなたの(この国への)訪問の目的は何ですか」
“What’s the purpose of your visit, business or pleasure?”
「あなたの(この国への)訪問の目的は何ですか、仕事ですか観光ですか」
“What’s your purpose of your visit, business or pleasure?”
「あなたの(この国への)訪問の目的は何ですか、仕事ですか観光ですか」
“Are you here for business or pleasure?”
「ここには仕事ですか観光ですか(仕事で来られましたか、観光で来られましたか)」
“Why are you here?” あまり使われないですが、一度こう尋ねられたことがありました。
「どうしてここにおられますか」
最初にまず尋ねられるのは、このような質問で、滞在目的が問われます。そこで、なるべく簡潔に答えて第一印象をよくしましょう。

簡潔に答える場合は、
!Business.”
「仕事です」
“Pleasure.”
「遊びです」
“Sightseeing.”
「観光です」
“On vacation.”
「休暇です」
“To study.”
「留学です」
“To visit my friend.”
「友達を訪ねます」
などがあります。
フレーズなら、
“I’m here on vacation.”
「休暇でここに来ました(おります)」
“I’m here on business.”
「仕事のためにここに来ました(おります)」
“I’m here to study English.”
「英語を学ぶためにここに来ました(おります)」
“I’m here to visit my friend.”
「友達を尋ねるためにここに来ました(おります)」
などになります。

海外旅行の入国審査その6.質問2:期間 | 滞在期間はどれくらいですか?

予想される審査官の質問を挙げてみると、
“How long are you staying in this country?”
「この国にどれくらい滞在されますか」
“How long are you going to stay in this country?”
「この国にどれくらい滞在されますか」
“How long will you stay in this country?”
「この国にどれくらい滞在されますか」
“How long are you planning to stay in this country?”
「この国にどれくらい滞在することを計画されていますか」
“How long will you be staying in this country?”
「この国にどれくらい滞在されますか」
“How many days are you staying in this country?”
「この国に何日くらい滞在されますか」
答えも簡潔にして、
“For 1 week. (For a week.)”
“For 10 days.”
“For 2 weeks.”
などと答えます。

海外旅行の入国審査その7.質問3:滞在先 | 滞在先はどちらですか?

同じように予想される質問を挙げてみると、
“Where are you going to stay?”
「どちらに滞在されますか」
“Where will you be staying?”
「どちらに滞在されますか」
“Where are you planning to stay?”
「どちらに滞在することを計画されていますか」
などで、今ならほとんどの人が事前に滞在先をインターネットで調べて予約を入れているはずです。具体的な滞在先の情報があれば、審査官も納得できます。これにも簡潔に答えましょう。
“At the Hilton Hotel.”
「ヒルトンホテルです」
“At my friend’s house.”
「友達の家です」
“At my friend’s apartment.”
「友達のアパートです」
などと答えます。

ホテルをオンラインで予約すれば、予約確認書(reservation confirmation)がメールで送られてきます。そのメールをプリントして、
“Here’s my hotel reservation.”
「これが私のホテルの予約です」
と言い、予約確認書を審査官に手渡します。

友達の家やアパートが滞在先なら、友人の名前と住所を書きだしたものを審査官に手渡します。
“Here’s his (her) address.”
「これが彼の(彼女の)住所です」

海外旅行で使える英語<入国審査偏>まとめ

入国審査で審査官が最も知りたいことは、滞在期間、滞在目的と滞在場所の3点です。これらに明確に答えられれば、日本人なら問題なく審査終了になるはずです。逆に言えば、これらの質問に対する明確な回答を準備しておけば、不要な追加質問などに答える必要もなくなるはずです。ホテルの予約確認書のコピーを手渡すのは効果的です。

英語のスピーキング能力を向上させるのには、当たり前のことですが、やはりスピーキングに時間を割くことが重要です。ネイティブ講師と会話練習をする前に、無料で利用できる英文読み上げサイトとこれも無料で使えるボイスレコーダーを利用して多くの時間をスピーキングのトレーニングに費やすべきです。発音をネイティブに近づけるためにも是非とも今回ご紹介したフレーズの反復練習をしてください。

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