五月病は英語でなんて言う?
新生活や転職、転勤、海外赴任などで新しい環境に中々馴染めない、馴染もうとしてストレス過多になって毎日が憂鬱。
日本では4月が物事の始まりの月で、ひと月経った5月によく起こる症状なので「五月病」と呼ばれます。海外では日本のような「始まりの月」という概念があまりありません。
大学の卒業式は6月と11月など、年2回ある国もあります。コーオプ教育などで必ずしも卒業式がある時期に卒業とは限らないからです。ですが、もちろん海外でも五月病と同じ症状はあります。海外で人々は「五月病」にどう対処しているのか、英語でどう表現すれば良いのかを今回はご紹介します。
「五月病」は英語で何と言えばいいの?
まず、一番近い英語の表現は「Monday Blues (月曜日の憂鬱)」です。週末明けの月曜日だけでなく、長期休暇明けなど、「仕事が始まって憂鬱」という時に使います。「Morning Blues(朝の憂鬱)」と呼ぶ人もいますが、「五月病」よりは軽い意味合いです。
不眠、食欲不振、めまい、吐き気、動悸、息切れなど実際に症状が現れている場合はもっと医学的な言葉で表現され、「Adjustment Disorders (適応障害)」が始まりで進行又は慢性化すると「Depression(うつ病)」と呼ばれます。
症状を英語で説明したい
では、実際に症状が現れたらどのように英語で説明したらいいのでしょう。主な症状は下記のように表現できます。主な具体的な症状
不眠:insomnia
過眠:hypersomnia
苛立ち:agitated/frustrated
不注意:inattentiveness
集中力欠如:lack of concentration
無関心:lack of interest
空虚感:feeling of emptiness
吐き気:nausea
めまい:vertigo/dizziness
動悸:palpitation
息切れ:shortness of breath
食欲の変化:change in appetite
頭痛:headache
疲労:fatigue
英語でなんて説明したらいい?
精神的に辛い時それを打ち明けたり説明したりするのはとても困難です。でもSOSを発することが五月病から抜け出す第一歩です。
「最近調子が悪いんだよね」 → I don’t feel right lately.
「仕事で不安を感じて夜眠れないの」 → I feel anxiety about work and can’t sleep at night.
「月曜の朝は体がだるくて起きられない」 → I feel so sluggish that I have trouble getting up on Monday mornings.
ツラくなる前の対処法
北米の多くのキャリアコーチは下記の事柄を予防法の一部としてあげています。助けの申し出を受ける又は求める。相談をしたり、仕事を手伝ってもらうことでより良い人間関係を築くきっかけにもなります。
休日前に休日後にしないといけない仕事を書き出す。休み明けにまず何から片付けるべきか書き出しておけば、休み明けにパニックにならず失敗を防ぐことが出来ます。
勝負服で気持ちをアップさせる。
周りに喜ばれることをする。人に道を教えてあげたり、同僚の服を褒めてみたり、些細なことで良いので周りが喜ぶことをして相手の笑顔を見たりお礼を言われると、自然と自分の気持ちが上がります。
終業後の計画を立てる。―その日会社が終わったら何をしたいか計画を立てることで、「今日も仕事が嫌だな」ではなく「今日は~があるから頑張って一日の仕事を終わらせよう」とポジティブに考えます。
週末は完全に仕事から「栓を抜く」週末は仕事のことを一切考えない。自分のしたいこと、好きなことに焦点を当て、楽しめることを思い切り楽しむことで、月曜日から新たに頑張る英気を養います。
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