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GOを使った句動詞の使い方<発音に注目!>

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基本動詞の中でもGOは、移動の表現に関わる重要な動詞です。そんな基本動詞GOを使った句動詞は、句動詞の中で最も数が多いとされています。GOは、「行く」という動作を表す基本動詞ですが、見方を変えると「離れる」という意味にもなります。句動詞の意味もこの「行く」と「離れる」という意味からさらにいろいろな意味が加わり、多種多様な意味を持つ句動詞表現が作りあげられてきました。
GOの句動詞の中には、1つの句動詞が5つ以上の異なる意味を持つものも多数あります。基本動詞中の基本動詞であるGOは、いろいろな前置詞や副詞との組み合わせで、本来の「行く」という意味からは中々予想ができない意味を表す句動詞表現を作り出すのです。GOの持つ本来の動詞の意味からその句動詞の意味を推量できる場合は良いのですが、それができない場合は、1つずつ覚えるしかありません。今回は「GOを使った句動詞の使い方」をお話します。

例文で意味や表現を理解しよう

まず句動詞が使われている例文でその意味や表現を理解します。さらに例文中のいくつかの英単語のまとまりで例文を分けてみます。そして、それらを細かく分析してみましょう。発音には色々なルールがあります。その発音のルールを例文の中で1音ずつ確認していきます。
例文の意味を理解することに加えて例文の発音の仕方を分析して確認していくことは、非常に有効です。例文があなたの記憶に残るのです。日常英会話だけではなく、新聞やテレビ放送でも頻繁に使われる句動詞表現を自分も使えるようにしながら、発音も細かく分析してネイティブの発音に近づけていきましょう。

GOを使った句動詞

例文は、いくつかの英単語のまとまりに分けてみます。

例)The dogs went after the rabbit, but they weren’t able to catch it.
「ザドッグズ」「ウェンタフターザラビッ(ト)」「バッ(ト)ゼイワーン(ト)エイブルトゥキャッチィ(ト)」
※カタカナで表現できる音には限りがあり、厳密には上記カタカナ表記のような発音ではありませんが、説明のために便宜上記載しております。 と3つのまとまりに分けました。

このように1つの英語の文章をいくつかのまとまりに分けて、まとまりごとに速く発音すること重要です。日本語アクセントの英語で、The dogs「ザ ドッグズ」、went after the rabbit,「ウエント アフター ザ ラビット」、but they weren’t able to catch it.「バット ゼイワーント エイブル トゥ キャッチ イット」 と、英単語を1つずつ発音することから卒業しましょう。1つずつ発音する日本語アクセントの英語を続けていると、相手に理解してもらえないばかりか、自分の上達も見込めません。逆に発音できない音は聴き取れないという説もあり、自らの発音向上はリスニングの向上にも影響すると言えます。

GO AHEAD

  「進む」、「進める」、「進行する」。 文頭や文尾に使うと、命令的で「どうぞ」、「さぁどうぞ」、「やれ」、「やって」「やって下さい」の意味になります。
Go ahead!「ゴァヘッ(ド)」

「どうぞ、お先に」
「どうぞ」
「さあどうぞ」
「やれ」
「やって」
「やって下さい」
日常会話で非常によく使われる句動詞です。Go aheadは、「ゴウ アヘッド」とは発音されません。2つの英単語が合成されて1つの単語のように発音されます。今回ここでは、「ゴァヘッ(ド)」としています。
破裂音の子音で終わる場合は、音が消える消音の現象や、少なくともその音がかなり弱く発音される声門化現象が起きる場合が見られます。
それから、破裂音のp、b、t、d、k、gなどで単語が終わる場合は、音が消える消音の現象や、少なくともその音がかなり弱く発音される声門化現象が起きる場合が見られます。つまり、Go aheadの最後の子音dは、発音する側からは、弱く発音されるか、全く発音されない場合があり、発音を聴く側からは、かなり弱い音としてしか聴きとれないか、又は、全く聴きとれない場合もあります。
「ゴウ アヘッド」から「ゴゥアヘッ(ド)」、「ゴァヘッ(ド)」となり、そして最後には「ガァヘッ(ド)」と発音されたり、そのように聴こえたりするものです。これらの発音の変遷を経験するために順番に発音することをお勧めします。
Go ahead and open it.「ゴァヘッダァン(ド)オープンニッ(ト)」

「さあ、それをあけなよ」
英単語が続くとき、前の単語の語尾の子音と後の単語の語頭の母音は連結します。
Go ahead. I’m gonna catch up with you in ten minutes.
「ゴァヘッ(ド)」声門化か消音現象
「アィムゴナキャッチャプウイズユ」子音+母音の音の変化に注意
「インテンミニ(ッ)」声門化か消音現象

「先に行って 10分で追いつくよ」
文中のcatch upも句動詞で、ここでは「追いつく」の意味になります。3つの単語からなりますが、「キャッチヤプィズ」と一言で、1つの単語のように言えるようにしてください。
“Do you mind if I use your phone?” “No, please go ahead.”
「ドゥユマインディフ」子音+母音の音の変化に注意
「アィユーズヨフォーン」yourは、よく「ヨ」とだけ発音されます。
「あなたの電話を使うと、まずいですか」
「ノウ、プリーズゴァヘッ(ド)」声門化か消音現象

「いいえ、どうぞ(お使いください)」

GO AFTER

「後を追う」、「後を追い回す」、「捕らえようとする」、「得ようとする」、「求める」。
The Police has gone after the toughest criminals.
「gone after=ゴーンナフター」子音+母音の音の変化に注意!

「警察は最も手ごわい犯罪者たちを捕らえようとした」
The dog went after the rabbit, but wasn’t able to catch it.
「ザドッ(グ)」「ウェンタフターザラビッ(ト)」
「バッ(ト)」「ワズン(ト)エイブルトゥ」「キャッチィ(ト)」

「その犬は、ウサギの後を追い回したが、捕らえることはできなかった」
Facebook has been going after many younger members by adding companies like Instagram. 「フェイスブック」「ハズビンゴーイン(グ)ナフター」「メニィヤンガーメンバーズ」「バイアディン(グ)」「カンパニーズラィク」「インスタグラム」

「フェイスブックは、インスタグラムなどの会社を傘下にすることで、多数の若い会員を得ようとしてきた」

GO AROUND = GO ABOUT

Around(回る)の意味を意識しましょう。「回る」、「歩き回る」、「動き回る」、「見て回る」、「(噂、伝言、回覧板などが)広まる」、「(用意されたもの、パンフレット、料理や飲み物などが参加者全員に)「行き渡る、行き届く」など。
If the front door’s closed, we’ll have to go around the side of the building.
「イフザ」「フロン(ト)ドァズクロ-ズ(ドゥ)」「ウィルハフトゥゴァラゥン(ド)」「ザサイドブザビルディン(グ)」

「もしも玄関が閉まっていたら、ビルの横を回らなければならない」
There wasn’t enough food to go around yesterday.
「ゼアワズン(ト)」「イナフー(ド)」「トゥゴアラン(ド)イエスタディ」

「昨日、食べ物が充分に行き渡らなかった」
The bad news went around the village quickly.
「ザバドニューズ」「ウエンタラウン(ド)ザビレッジ」「クィックリー」

「悪い知らせが素早く村に広まった」

GO AWAY

「立ち去る」、「出かける」、「消え失せる」、「治癒する」「持ち去る」、(命令文の用法で、「とっととうせろ」、「どこかへ行け」)、「(長期で)出かける、家を離れる、新婚旅行に行く」など。
Go away and leave me alone!
「ゴァウェイ」「アン(ド)リービミアローン」
「ゴァウェイ」は、「ガゥエィ」や「ガェイ」と発音される場合や、そのように聴こえる場合もあります。自分でもそのように発音して確認することをお勧めします。

「どこかへ行って、そして僕を一人にしてよ」
We need to go away and relax to think about it.
「ウイニー(ド)トゥゴァウエイ」「アン(ド)リラックス」「トゥスィンカバゥティ(ト)」

「家を離れてくつろいでその件を考えてみる必要がある」
It’ll go away by itself in ten days.
これは、何か病気か怪我の症状が10日で自然に治る、治癒するということです。
「イトゥルゴァウェイ」「バイ(ィ)ッセルフ」「テンデェィズ」

「10日もすれば、自然に治癒します」

まとめ

今回は、句動詞の中でも最も数が多いとされるGOを使った句動詞の使い方をお話しました。GOを使った句動詞の中には、異なる意味を持つものも多数あります。

句動詞表現を例文で理解していくことは、日常英会話で頻繁に使われる表現を身につけることだとも言えます。そして、今まで聴き取れなかった簡単な発音を確実に認識していく事で、自分の発音をネイティブの発音により近づけていくことができれば、英会話に対する自信がつき、あ学ぶことがより楽しくなるはずです。
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