なぜカナダは1番美しい発音の英語を話されていると言われるのか
一言に英語といっても、世界で英語を第一母国語として話す国は、英語の本家本元のイギリスを始め、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど数多くあり、留学やワーキングホリデーなど、英語の勉強や海外就職等、どの国へ行けばいいのか迷うことも多いかと思います。
日本で人気のある留学スポットの一つであるカナダは、なぜ英語発音がきれいだと言われるのか、など今回はカナダをご紹介します。
カナダってどんな国?
2010年の冬季オリンピックやメープル街道、ナイアガラの滝、赤毛のアンなどで有名な国です。国自体の大きさはロシアに続き世界第2位の広さがあり、その50%以上が森林というとても自然の多い国です。位置的にはアメリカ合衆国の上にあり北極までずっと続いています。英語とフランス語の2つが公用語として使われています。政府機関で働くにはこの2言語を使いこなせること(バイリンガルであること)が求められます。
どうして英語の発音がきれいだと言われるの?
カナダは英語の発音が、世界で一番きれいだと言われるのは、丁度イギリス英語とアメリカ英語の中間になっていて一番訛り(アクセント)が少ないからです。元はカナダもイギリス訛りだったのが、アメリカからの移民も多く、それに中和される形で一番訛りの少ない発音になったようです。発音はきれいなのですが、綴りはイギリス英語と同じ綴りを使用します。オーストラリアもイギリス英語の綴りを使用しているので同様です。
例えば「センター」はcentre、「行動」はbehaviour、「整理する」はorganiseなどです。もちろんアメリカ英語の綴りでも通じますが、カナダの学校で勉強をし、カナダ企業で働くのであれば、イギリス英語の綴りを使用すると覚えておくと良いでしょう。
カナダって広いけどどこへ留学(就職)すればいいの?
まず何を目的とするかが大切です。なるべく日本人のいない地域で英語の短期上達を目指すのか、ある程度便利で日本人が住みやすい地域でのんびりと勉強をするのかで選ぶ地域が変わります。日本人の少ない地域を選ぶのなら、オタワ州やマニトバ州、アルバータ州などが良いでしょう。オタワ州はカナダの首都がある州なので政府機関が多く安全な街です。ノバスコシア州などもありますが、漁師の町で少し訛りがあります。日本人が多く、住みやすさを重視するのであればオンタリオ州のトロントやブリティッシュコロンビア州のバンクーバーが良いでしょう。特にバンクーバーは、トロントに比べると気候も温暖で非常に住みやすい街になります。
どんな学校を選べばいい?
語学留学で語学学校を選ぶ際は、安全な地域にある評判の良い学校を選びましょう。語学学校への留学よりも、カナダの短大か大学がオファーしている語学コースへの留学であれば、より充実した勉強が出来るかもしれません。カナダの教育制度はアメリカとは異なり、国立私立に関わらず、全ての大学、短大がカナダの基準を満たしているものなので、どこの大学、短大に行っても一定の質の教育を受けられるのが特徴です。
バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学やオンタリオ州のトロント大学、ヨーク大学などは有名校で入学志望者が多いので、必然的に他の大学より、ハイレベルな学力が求められます。また、大学付属の語学コースはTOEFLなど必要点数が取れれば、正規授業に参加できる制度もあるので、大学進学を目指して留学する人は利用すると良いでしょう。
まとめ
今回は数ある英語を話す国々の中から、一番きれいな英語を話すと言われているカナダをご紹介しました。カナダの方と知り合う機会があったら、もっと掘り下げて色々な話をしてみるとおもしろいかもしれません。関連記事
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