【海外でのプレゼンテーションに】英語のプレゼン資料の構成に必要な3つの要素
英語のプレゼンは日本語でのプレゼンとは異なります。いくつかチェックしておかなければならないポイントがあります。今回は英語のプレゼン資料の構成に必要な3つの要素についてご紹介します。
目次
日本と海外の資料に対する考える違い
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英語のプレゼン資料の構成に必要な3つの要素
資料を作成するときは、見る人の立場に立って考えることが大切です。見やすくわかりやすい資料を心がけてください。そのうえで全体の構成は、プレゼンの目的、本題、それを受けての結論という3つのステップで進めましょう。1.プレゼンの目的
最初のスライドは、プレゼンの目的をはっきりと聞き手に伝えましょう。長々と話さず、簡潔に伝えるのがポイントです。I would like to talk about~ in today’s presentation. Firstly, about~. Secondly, about ~. Finally, I will talk about ~. (今日のプレゼンでお話したいことは○○についてです。まず最初に、~について。次に~。最後に~についてお話します。)
2. プレゼンの本題
プレゼンの目的、全体の概要を話したら、次はメインの本題です。ここで注意したいのが、1枚のスライドに入れる情報量。文字や報の詰め込みすぎると、本当に伝えたいことが伝わりにくくなります。そのため本当に伝えたい事を書いて、その補足を言葉にするくらいが適切です。3.結論
最後はプレゼンの目的、本題に対する結論です。順番に論理立てて結論に向かうような構成を心がけてください。結論に移る際は、下記のフレーズから始めると良いでしょう。In conclusion,~. (結論としては、~です。)
構成がきちんと手順を踏んでいると、日本人にとっても外国人にとっても理解しやすい資料を作成することができるでしょう。
資料作成する際に意識すべきポイント
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誰に何をどれくらいの時間で伝えるかを考える
プレゼン資料は日本のものも英語のものも、パワーポイントで作成されることが多いです。枚数やプレゼントの長さ等によっても異なりますが、まずは1枚を1分で読み終わる程度にしましょう。 相手が誰なのか、どのくらいの時間で伝えるのか、ということによってこの枚数を変えていきます。基本的には1枚を1分で読み終わると、ちょうど良いスピードだと言えます。資料はシンプルにまとめる
プレゼンでは伝えたいことが多すぎて、つい伝えたいことを延々と資料にまとめてしまいがちですが、できるだけシンプル且つわかりやすい必要最低限の情報をまとめることが重要です。バラエティー番組やニュースなのでよく目にするフリップと同じように、情報や図をしっかりと使うようにしましょう。基本的には話すことがプレゼンになりますので、資料はその話している事をサポートする1つのアイテムという程度に考えてください。文字主体の構成にしない
外国人によって、プレゼンに使用する資料は主役ではありません。あくまで資料は、キーワード等を使用して、プレゼンで話す内容をわかりやすく伝えるためのものです。イラストや画像などをたくさん盛り込み、文字を少なめにしましょう。そうすることで読む側も、色々なことをイメージしやすくなりプレゼン自体の質が向上します。デザインの意識しすぎに注意
前述している通り、プレゼンの資料は、プレゼンをする人をサポートする、という役割があります。言いたいことをよりリアルにイメージしたり、想像を膨らませるために、イラストや図を利用したり文字でサポートするのです。 プレゼンをより良いものにし、資料自体を読みやすくするためにデザインに工夫をするというのはとても大事なことです。しかしデザインというのはあくまでも二の次です。デザインを何よりも重要視してしまっては本末転倒なので注意しましょう。 また、背景がごちゃごちゃしていたり、色使いが奇抜だったりと、見ているだけで頭が痛くなるような資料もあります。話す人のサポートをする役割の資料が、話している人の話の内容をより複雑且つわかりにくくしてしまっているのです。そのようなことになってしまうと、せっかくのプレゼンも台無しになってしまいますし、何より時間をかけて作った資料自体の価値がなくなってしまいます。そのため、デザインはほどほどにして、わかりやすくシンプルなもの利用するようにしましょう。 このように、英語のプレゼン資料の構成に必要な要素について、しっかりとチェックしておきましょう。プレゼンを効率よく、より良いものにするうえで活用しやすい資料にしていきましょう。関連記事
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