ALUGO BLOG

外国人の上司を攻略するためにやるべき5つの行動

Pocket

外資系企業に転職すると、上司が外国人になるケースは少なくありません。日本人の上司と外国人の上司には求めるものが異なる傾向にあります。今回は、外資系企業に転職するうえで、チェックしておくべき上司を攻略するためのポイントについてご紹介します。

日本人上司と外国人上司の違い

boss-capture1

外国人上司が部下に求めているスキルは、日本と少し違います。日本の企業では上司からの指示によって動くのが基本です。そのため上司の指示を無視したり、上司の指示以外のことをしたりするのはあまり良いこととはされていません。

しかし、外国人上司は報告や連絡相談などに重きを置いていません。むしろ、仕事をこなすうえで必要以上の報告や連絡、相談をする暇があったら、どんどんチャレンジしなさい、という考えの人が多いようです。何よりも大切なのは、少しでも早く自立し、それぞれの判断で仕事をこなすことです。日本人上司と外国人上司だけで、これほどまでに大きな違いがあります。

外国人上司を攻略するためにやるべき5つの行動

boss-capture2

自分の意見をはっきり提示する

日本人は心のどこかで言わなくても気づいてもらえる、言わなくても伝わる、という考え方が根付いていて、相手が何かを言う前に行動を起こすなど、相手の気持ちを読むという文化が根付いています。

日本人同士であれば、自分の意見を明確にしなくても分かってもらえるかもしれません。しかし、自分の意見をはっきり伝えることこそ正しい、という考え方で育っている外国人にとって、自分の意見を明確にしない日本人というのは、イライラさせてしまうかもしれません。そうならないように、上司が外国人になる際は外国の文化に合わせて、自分の意見をどんどん提示していったほうが良いでしょう。

伝え方はシンプルに

シンプルに伝えることは、会話はもちろん、メール等において意識することがとても重要になります。

たとえば、あなたが何か失敗をしたとします。そのことを外国人の上司に対して報告する際、「申し訳ございませんが、〇〇をお知らせいたします。私の不注意で○○してしまいました。大変申し訳ございませんが…。」というように長々と伝えようとすると、外国人上司は必要のない言葉が多く何を伝えたいかがわからないと、途中で会話を切られてしまうこともあるかもしれまえん。

謝罪をするのも重要ですが、まずは現状を伝えるために簡潔に、そしてわかりやすくシンプルに内容を伝えることが大事です。

対応はスピードが大事

多くの外国人は、残業は非効率なのでやるべきではないと考えています。その考えから残業の多い日本人は非常に仕事が遅いと考える外国人は少なくありません。 もちろん日本の商習慣やビジネスの慣習上、書類手続きが多かったり、事前の根回しが当たり前となっている人も日本には多いのが現実です。 日本人に対して外国人上司が思っている事は、できるだけそういった無駄をなくし、より効率よく迅速に対応して欲しいということです。

たとえば、何か頼み事をされた場合には、「できればやっておきます」、「時間ができたらしておきます」などの曖昧な返事は避けた方がよいでしょう。今すぐにやります、いつまでにやります、対応できませんなど、その場で明確な回答が望まれます。

コミュニケーションを積極的にとる

社会人として当然のことですが、自分の持っている考えというのは必ず相手に伝えるようにしなければなりません。上司が外国人なのであれば特にそれは重要になってきます。

海外文化では「言わなくても気持ちが伝わる」という考え方は危険です。特に「察する」文化が背景としてあるハイコンテクスト社会に分類される日本に長い場合、ローコンテクスト社会(共通部分が少ないためいちいち明示・明言する必要がある社会)があたりまえな欧米人の考え方に慣れていない可能性があります。 意見を述べないのは何も考えておらず、いてもいなくても同じだと思われてしまう可能性があるのです。
そのため意思表示は相手を尊重しつつも、強く明確に行うようにする必要があります。同意する場合でもその理由を明確に述べ、曖昧な表現は避ける方が望ましいところです。自分の考えや意見は、その理由を明確にしたうえでストレートに表現するように心がけましょう。

例をいえば、「これはどうすればよいのですか?」と質問をするのではなく、「私はこう思いますが、どう思われますか?」といったように自身の意見や選択肢も提示したうえで、上司の意見を求めるというアピールが必要になってきます。もちろんこれは昨今の日本の企業の中でも求められるコミュニケーションの方法ですが、そういった点をより意識することで信頼関係が少しずつ生まれてくるのです。日本の企業に比べて、上司の人事権が強いのも外資系の特徴の一つです。より良い信頼関係は早めに構築しておきたいところです。

英語を勉強する

外国人上司とのコミュニケーションをより濃厚なものにするために、英語を勉強する、というのは大切なことです。しかし何よりも重要なことは、英語を勉強しようという姿勢を見せることです。その環境になじみたい、上司とより様々なことを話したい。そのような思いをうまく伝えることができるのであれば、ネイティブ並みの英語力などは必要ではなかったりします。(ある程度の英語力は必要ですが)

ビジネスに必要な英語を学ぶのは確かに重要ですが、自分が前向きに物事を考えている、ことが相手に伝わるかも重要になってきます。改めて外国人上司に対しては、積極的にアピールすることが大事です。


外国人の上司を攻略するためには、このようにいくつかポイントを押さえておく必要があります。現在日系の企業でお仕事していて、近い将来外資系企業に就職を検討のであれば、是非チェックしておいてください。


また、英会話習得の効果を高めるためのTipsにご興味がありましたら、下記より資料をダウンロードいただけます。


【資料のご案内】 英会話習得の効率を更に高める3つの手法とは

※こちらは、資料の一部を抜粋したものです。

【英会話習得効率を高める3つの原則と活用例】の資料ダウンロードはこちらから。
項目を以下に入力して続きをご覧ください。

この記事をシェアする: