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日本と海外では受け取り方が違う!?日本人がやってしまいがちなネガティブな行動とその対策

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最近は日本のオフィスでも外国籍の社員が在籍することがとても増えてきました。ついつい日本人がやってしまう習慣で外国籍の社員がネガティブな気持ちを抱くことがあることをご存じでしょうか。今回はどんな習慣が相手をネガティブな気持ちにさせるか、そしてそうさせないための対策についてお話ししたいと思います。

日本では当たり前の光景も海外から見ると少し変わって見える!?

それぞれの国でビジネス文化や習慣は異なります。日本ではよく見る光景でも海外の人から見ると「ナゼ!?」と思う事がたくさんあるようです。ここでは日本人がやってしまいがちなネガティブな印象を受けやすい行動についてお話します。

日本のオフィスでよく見る光景1.出社時に暗い顔でデスクにすぐ向かう

出社した時に暗い顔で足早に自分の机に向かってしまうことはありませんか。特に週明けの月曜日にモチベーションが上がらずついついやってしまう人も多いと思います。同じ日本人だと週明けは暗い気持ちになることも察知して、共感できてしまう部分もあります。しかし、外国籍の社員にその暗い気持ちは伝わらないかもしれません。

なぜなら彼らの中では朝の出会い頭のあいさつと雑談が社員同士のコミュニケーションをとる上で重要だと考えられているからです。そのため同じオフィスの日本人の社員が言葉のコミュニケーションをあまり取らずにうつむき加減で自分の机に向かわれてしまうと
「なんであの人は不機嫌なのだろう」
「朝から何を考えているかわからない」
「あの人は自分のことが嫌いなのか」
と不要な不信感を与えてしまいます。
やはり文化背景が違うのでお互いの情報を言葉なり表情なりでシェアしなければ、相互理解が難しいのです。あまり雑談をしないというのは特に日本人だけの特徴ではありませんが、日本人がマイノリティーな場所に行き、日本人よりさらに表情が読み取りにくくあまり話さない国籍の人と出会うととても気持ちが良くわかります。何を考えているのかわからないという状態は大げさではなく恐怖を感じるからです。

日本のオフィスでよく見る光景2.日本人だけで集まって話しをする

これは日本人だけがやることではなく、どの地域に行っても国籍や使用言語に偏りがあるとメジャーな国籍の人が集まってその母国語で雑談してしまう傾向があります。日系企業のオフィスでメジャーな国籍が日本人の場合だと目立ってしまいます。その時に使用言語がわからない人には自分たちの悪口を言われているように聞こえます。なのでなるべくオフィスのようなプライベートではない場では共通言語で会話をする方がトラブルを回避できます。

日本のオフィスでよく見る光景3.日本の会議中によく見る行動

日本人の社員と外国籍の社員で様々な習慣の違いがありますが、その中でも特徴的な例として挙げられるのは会議中の行動ではないでしょうか。
20〜30代の若手の社員はさすがにしないかもしれませんが、会議中に目を閉じたり、腕組みをして話を聞いていたりしませんか。日本人同士であれば何かを考えているのかなとこちらから配慮して雰囲気を察しますが、日本人以外の社員はそのようなことは考えません。会議中に目を閉じているのはただ単にやる気がないように捉えられます。腕組みをしていると相手を威嚇しているように捉えられます。このようにどちらの仕草もとてもネガティブな印象になってしまいます。
あとは会議中にうなずくような仕草もそればかりだと、何も意見のない人のように見えます。意見を言う時も何かに遠慮してか小さな声で、会話の途中に「あ〜」とか「え〜」とか独特の日本語を入れて発言してしまう人がいますが、そもそも聞こえにくいですし、自分の意見に自信のないように聞こえます。
このように日本人にとってはごく自然なオフィスの1コマかもしれませんが、外国籍の社員から見るととても不可思議でどちらかと言うとネガティブな印象を与えます。

ネガティブな印象を持たれないために!英語フレーズを覚えて対策しよう

先ほどお話したものでネガティブな印象を与えるものに関しては早急に対策が必要です。その対策とは、言語コミュニケーションを活発に行うことにつきます。やはり異なる文化背景を持つ社員とお互いを理解するためには会話が必要です。ただ、難しく構えることはなく、ちょっとした言語コミュニケーションを外国籍の社員に取れば、相手のネガティブな気持ちが解消されます。そのためには使える英語フレーズを覚えてどんどん使っていきましょう。

雑談に使える英語フレーズ

日本のオフィスだと朝から雑談をする文化がないため、朝から何を話せばいいかわからない人が多いと思います。まずよくオフィス内で挙がるのは「週末、何をしたか」という話題です。家族がいると家族の近況を含めた話をする場合もあります。雑談でよく使う英語フレーズをご紹介します。
“How was your weekend?”
「週末はどうでしたか」
自分の週末の話題が出しにくい場合は、当たり障りがなく話題が広がりやすい天気の話題がオススメです。天気の話題はどんな文化背景の人でも興味が持てるので鉄板のネタの英語フレーズです。
“What a beautiful wether.”
「今日はとっても素敵な日ですね」
“It is so hot today.”
「今日はとっても暑いですね」
日本だとあまり馴染みがないかもしれませんが、持ち物に対して気軽に話題にすることがあります。特にその人の持ち物を褒めることでその人のセンスを褒める文化があるようです。相手が新しい物を持っていれば、尚更褒めてあげましょう。
“Your shoes look really good on you.”
「今日の靴、とっても似合っているね」
“I really like your scarf. Where did you buy it?”
「そのスカーフは本当に好きだわ。どこで買ったの」
違うところで雑談が盛り上がっていそうだったら、その輪の中に入れてもらうのもいいかもしれません。会話に入る時には以下の英語フレーズで入ってみましょう。
“Hi! Do you mind if I join your talk?”
「やあ!会話に入ってもいいかい」
慣れないうちはこちらから話しかけて相手に会話のボールを投げることに注力しましょう。慣れてきたら自分の話題も会話中に出していきましょう。ただし質問攻めにならないようにだけは気をつけてください。 雑談自体は朝だけではなくちょっとしたコーヒーブレイク、ランチタイムでの移動、会議前の時間でも行われるので話題をストックしておくと慌てずにすみます。

会議中に使える英語フレーズ

会議中の内容についてYesもNoも言えない状態の時に日本人は無言の状態になりがちです。そんな時には相手に議論の内容を再度確認することで、会議に参加しているアピールをし、時間を稼ぎながら自分の考えをまとめましょう。相手に議論の内容を尋ねる英語フレーズです。
“Why do you see the issue that way?”
「なぜそのような見解なのですか」
“What do you mean by saying…?”
「それはどういう意味なのでしょうか」
“Could you tell me more detail?”
「もう少し詳しくお伺いしてもいいでしょうか」
会議中に意見を言う時に、日本人特有の「あ〜」や「え〜」が出そうになったら、ぜひ英語のつなぎ単語を発してください。それだけでもグッと英語らしさが出ます。
“Umm,”
「あ〜、」
“Well,”
「ええと、」
“Now,”
「さて、」

コミュニケーションを取ろうとする姿勢が大事

日本人がやりがちな行動をいくつか紹介しましたが、言葉によるコミュニケーションの不足が原因となることが多いようです。まずはこちらから気軽に声をかけられるようになるために、ちょっとした英語フレーズを覚えていきましょう。今回ご紹介した英語フレーズで日本人への勘違いをなくしましょう。

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