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英語で伝えるビジネス枕詞「クッション言葉」を使って円滑なコミュニケーションを

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pablo-23 ビジネスシーンでコミュニケーションは必須。
しかし、コミュニケーションの手段が英語になるだけで、良好な人間関係を築くのは格段に難しくなりますよね。

ビジネスシーンでも特に難しい、依頼や反論、拒否をするとき、クッション言葉がとても便利です。
言いたいことを和らげて会話をスムーズにするための英語のクッション言葉(枕詞)をALUGOよりご紹介します。

クッション言葉とは

クッション言葉とは、言葉の前に添える言葉のことで、上手に使用すると直接的な表現を避けられ、丁寧で柔らかい印象を相手に与える効果があります。
依頼をしたり異論を唱えたり、お断りをするときなど、相手に言いにくい内容を伝える際にも、相手に失礼にならず誠意を伝えることが可能です。
枕詞と表現されることもあります。

ビジネスシーンでは“Yes”、“No”をストレートに表現するのが鉄則です。
しかし、相手への思いやりや心遣いを示すクッション言葉は、使い方さえ誤らなければ、コミュニケーションがスムーズになる魔法の言葉。

例えば、ただ「連絡ください」と言うより、「お手数ですが、ご連絡ください」とクッション言葉を添えるだけで、相手に対して思いやりや心遣いを示すことができ、与える印象がグッと良くなるはずです。


ビジネスシーンにおけるには、何かを「依頼する」、「反対意見を言う」、「断る」など、さまざまなケースが想定されます。
クッション言葉は、今からについてお話しするので、聞く準備をお願いします、という話の前置きの役割も果たします。

ただし、クッション言葉を多用するとわざとらしかったり、回りくどい印象に受け取られる場合があるかもしれないので、適切なバランスに注意しましょう。 ThePitcher

英語におけるクッション言葉とは?

日本語には、ビジネス枕詞のように相手を気づかった表現は数多く存在しています。

欧米ではダイレクトな表現が好まれる傾向にあるため、ビジネス枕詞は回りくどく感じられ、あまり使われないという意見もあります。
しかし日本語だけではなく、英語でのコミュニケーションの際も、このようなクッション言葉は存在します。

注意しておきたいのは、クッション言葉は無くても通じる点です。
クッション言葉はあくまでも伝えたい結論を婉曲に伝えることによって柔らかい表現をするための手段ということを覚えておいてください。

それでは、どのようなシチュエーションでクッション言葉を使うのか、具体的に3つの例を挙げて見てみましょう。
Crimson Marketing

ビジネスシーンで使える英語の枕詞1|依頼する表現

「依頼」するときの言い回しは意外と難しいもの。
直接的な言い方をすると、命令されているような印象を相手に与えてしまい、不快感を与えるかもしれません。
気持ちよく依頼を引き受けてもらうためには、クッション言葉が便利です。

お手数ですが

命令されたという印象を与えないための英語のビジネス枕詞がこちらです。
Please
お願いします
命令形の動詞とともに使用することで依頼の形になりますが、比較的強めの依頼の言葉なので、上司から部下に依頼するときなどに使われます。
I am sorry to trouble you, but…
ご迷惑おかけして申し訳ありませんが
I am sorry for the inconvenience, but…
I apologize for the inconvenience, but…
ご不便おかけして申し訳ありませんが
Please take some time to
ビジネスシーンに最適なフォーマルな枕詞。あなたの時間を取らせてしまい申し訳ありません、といった印象が伝わります。
If you don’t mind me asking
「差し支えなければ」を意味する枕詞。しても良いかどうかを確認したいときに便利です。

〜していただけませんか?

命令口調を避けるためには、語尾にも注意をしましょう。
「~してください」を、「~していただけませんか?」のように、質問する形の表現にすることでお願いの気持ちを伝えることができます。

相手に好印象を与える依頼の英語表現に関しては、こちらの記事もご覧ください。
英語でお願いするときはなんて言う?ビジネスシーンで頻出の依頼表現15選 

ビジネスシーンで使える英語の枕詞2|反論する表現

次のご紹介するのは、「反論」するときのクッション言葉です。
異論を唱えるときに大切なのは、相手の立場をつぶさないこと。
相手の意見や気持ちをきちんと尊重しながら、自分の意見をしっかりと伝えるときに用いるビジネス枕詞を覚えておくと便利です。

まずは肯定から入る

相手の意見や考え方も理解できると認められる場合、まずは相手の主張を肯定し、受け入れる姿勢を示しましょう。
相手の意見を最初から否定するのではなく、肯定から入ることで、相手も面目が保たれます。
「言いたいことは分かります」「その意見ももっともですが」というように、相手の意見に理解を示すビジネス枕詞をご紹介します。
I can see your point, but〜
I can see what you are saying, but〜

仰ることはわかりますが〜

お言葉ですが

譲歩する余地が見当たらない場合や、どうしても相手の意見が受け入れられない場合には、最初に肯定する言葉を伝えることも困難です。
そんな場合は、せめて相手に対して尊敬の念を抱いていることを、ビジネス枕詞で示しましょう。
相手への配慮を表す言葉をクッションとして入れることで、自分の反対意見を柔らかく伝えることができます。
In my humble opinion
差し出がましいようですが
謙遜しながら意見を述べる際に使えます。
With all due respect
お言葉を返すようですが
尊敬の念を示しながら反対意見を述べる時の枕詞として活用できます。
I’m sorry to contradict you, but
お言葉を返すようですが

ビジネスシーンで使える英語の枕詞3|お断りする表現

反論するときよりも難しい、「お断り」や「拒否」の表現。
相手を不快な気持ちにさせない断りや拒否や表現方法を知っておく必要があります。

きっぱり断る必要はあるけれど、できれば相手を不快な気持ちにさせたくない。そんなときに使えるビジネス枕詞がこちらです。
I’m afraid (that)
I’m afraid I can’t

残念ですが
Unfortunately
残念ですが
I regret to let you know that
We regret to inform you that

ご期待に添えず申し訳ございませんが
I am terribly sorry, but
大変申し訳ないのですが
I am thankful for your kind intentions, but
大変申し訳ないのですが
I’d love to… but
そうしたいの山々ですが
If I may be so hold
申し上げにくいのですが
ビジネスシーンで使えるフォーマルなフレーズです。

まとめ

英語の枕詞はいかがでしたか?
日本でも海外でも、ビジネスシーンにおいては良好な人間関係を築きたいもの。
英語のクッション言葉を身につけて、スマートな言い回しを学びましょう。

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