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取引先とのコミュニケーションに使える!覚えておくと便利な職場で使う英語表現

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値段を尋ねたいときや問題を指摘したいときなど。ブロークンイングリッシュだけではなく、洗練された大人の言い回しで対応することで、グローバルビジネスパーソンとの評価が一気にあがります。今回は継続的に発生する取引先とのコミュニケーションシーンを想定した覚えておくと便利な表現を5つご紹介させていただきます。

May I ask you how much this is? おいくらかお伺いしてもいいですか?

切り出しにくい話はこのフレーズで

構文は[May I ask you how much 主語+動詞?] 。この構文をとっさに思い出せない場合は、〔May I ask you+ how much is this?〕のように2文に分けて言っても構いません。これでも「お尋ねしてもいいですか?おいくらでしょうか?」のように丁寧なニュアンスになります。  
May I ask you how much that is? (今仰ったものがおいくらかお伺いしてもよろしいですか?)
May I ask you how much is in your budget? (貴社のご予算をお伺いしてもよろしいですか?)
May I ask… How much is tax? (お尋ねしてもよろしいでしょうか?税金はおいくらですか?)

あっさり[How much?]はなるべく避けましょう

日本語の会話でも大人同士の会話や良く知らない人に向かって「いくら?」と不躾に聞くことはありません。それは英語でも同じ。[How much?]だけだと不躾な印象になってしまいます。[How much is this?]もストレートすぎます。「おいくらですか」に当たる〔May I ask you how much this is?〕がベスト。価格だけではなく、相手の出身地や年齢、家族構成などをどうしても聞かなければいけないときは、May I ask… から文をはじめましょう。簡単に会話をレベルアップできるパワーフレーズです。

I’ll do my best. 頑張ってみます。

出来るかどうかわからないときに使える便利なフレーズ

I’ll do my best.(頑張ります)はとても便利な表現です。「100%できます」と言えないときや「それは出来かねます」と、言い切りたくないときにぴったり。社内で何か頼まれたときやお客様相手にも使える表現です。  
I can’t promise,but I’ll do my best. (お約束はできませんが、頑張ってみます)
I’ll do it right away. (いますぐやります)

I’ll try.よりもI’ll do my best.

何か頼まれたときに、「頑張ります」のつもりでI’ll tryと言っても、「善処します」というニュアンスになり、自分の熱意を伝えることはできません。ただし、実際に本当にできない場合などに使うのは避けましょう。そんなときは「I’m sorry,but we can’t」とはっきり伝えましょう。 また、I’llの発音は「ア」。それに続く動詞もくっつけて発音しましょう。I’ll do = 「アドゥ」、I’ll get = 「アゲッ」。

There’s a problem with… …に問題があるようです。

ビジネス上の問題解決に応用ナンバーワンのフレーズ!

問題解決にはまずこれ。素早くどこに問題があるのかをこのフレーズで言うようにしましょう。〔There’s a problem with…〕を言えば、意外と早く解決の糸口が見つかるかもしれません。この表現は「間違っている」「…がおかしいみたい」などにも広く使うことができます。  
There’s a problem with the order. (注文が間違っています)
There’s a problem with the bill. (請求書が間違っています)
There’s a problem with the delivery schedule. (配達日がだめになったのですが)

問題点の指摘は「ソフト」に

英語はストレートに物を言う言語だと思われがちですが、ソフトに言ったほうがいい時も多々あります。そこで活躍するのがこの表現。主語が「You」ではなく、「There」であることに注目しましょう。つまり、責任の所在を追求するのではなく、問題について客観的に述べているニュアンスです。

I’m sorry to bother you. お忙しいところ申し訳ありませんが

〔I’m sorry to+動詞〕で覚えておきたい表現

〔I’m sorry to bother you.〕は汎用性の高い表現です。話し中、電話中、会議中、食事中など、どのようなことでも、何かをしている最中の場面で使えます。つまり「お忙しいところ申し訳ありませんが」のようなニュアンスです。直訳すれば「煩わせて(お邪魔して)すみませんが」となります。〔I’m sorry to+動詞〕についてはビジネスで頻出のフレーズなので下記3つを必ず覚えておくようにしましょう。
I’m sorry to bother you, but~ (お忙しいところ申し訳ありませんが~)
I’m sorry to hear that. (それは残念です)
I’m sorry to keep you waiting. (お待たせしてすみません)

発音は?

〔I’m sorry to bother you.〕の発音は「アムリタザユ」。これは相手に何かを知らせるときの言葉なので、その内容に声のトーンや表情を合わせて言うようにしましょう。

Don’t worry about it. 気にしなくていいですよ

相手にお詫びをされたときはこのフレーズで。

〔Don’t worry about it.〕は、I’m sorry about that.と言われた相手に「本当に大丈夫ですよ」と丁寧に伝えたいときの表現です。明るく言うことがポイントです。That’s OK.も同じ状況で使えますが、〔Don’t worry about it.〕のほうがより丁寧に「気にしなくていい」というニュアンスが伝わります。  
Don’t worry about me. (私のことは気にしなくて大丈夫ですよ)
Don’t worry about this one. (こちらについては気にしなくて大丈夫ですよ)
Don’t worry about the yen rate. (円レートは気にしなくて大丈夫ですよ)

「ドンウォーリー」だけで使うのは避けましょう

「気にしないで」を言うときDon’t worryでとめないようにしましょう。場合によってはきつい一言になることも。直訳すると「心配すんなよ」というニュアンス。でも最後にabout itをつけるだけでずっとソフトな表現になります。相手にI’m sorry…とお詫びされた場合は反射的に「OK」と言ってしまいがちですが、大人のレスポンスは〔Don’t worry about it〕。フルフレーズで自然に返しましょう。

まとめ

以上、取引先とのコミュニケーションに使える、覚えておくと便利な職場で使う英語表現をご紹介いたしました。

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