本当に身につく英語のスピーキング練習、3つの方法とは?
英語4技能の中で、日本人が最も不得手にしている1つがスピーキングです。ネイティブと接したことのある人なら誰でも、言いたいことが発話出来ないもどかしさや、沈黙の気まずさを味わったことがあるのではないでしょうか。
今回は、スピーキングを練習する方法とコツを、3つに分けてご説明します。ポイントは、自分の実力と目標を見定めてセットし、効率よくスピーキング練習を続けることです。
スピーキング練習の前に必要なこと
スピーキング練習を開始する前に、スピーキングの前提となるスキルがあります。文章を口から発するためには、即座に英文にできるだけの英作文能力が必須です。また、英作文には文法や語彙の知識も必要です。さらに、相手の英語を聞き取れるだけのヒアリング能力も求められます。要するに、インプットしている知識以上のアウトプットはできないということです。スピーキング練習を始める前に、あるいはスピーキング練習と並行して、語彙や文法の知識を増やし、リスニング練習を重ね、さらに簡単な英作文を練習するとのがオススメです。
簡単な英作文能力を身につける
英語を話すというのは、即興で英作文しているようなものです。英会話では、日本語以上に即座のレスポンスが重要と言えます。重厚長大な英文を、頭の中で考えてから発話するというような時間的猶予はなかなかなく、それであれば短く簡単な英文をすぐ口にできる方が良いです。簡単な英文を即座に口から出せるように練習しましょう。オススメなのは、家にいるときでも外出している時でも、ちょっとした感情や行動を英語で話してみることです。日記のように、その日あった出来事や行動をすべて英語で話します。少しのスキマ時間でも実践できますので、ぜひ本日から試してみましょう。
リアクションの表現をインプットする
一人のときに英語を口にするのは、いわばモノローグであり対話とは異なります。誰かと英語で話す練習(Output)を積み重ねる必要がありますが、その前にInputすべきなのがリアクションの表現です。他人の話したことに「No way!」や「Great!」などと返答するネイティブを見たことがあるかもしれません。こうした表現が、自然と口にできるように練習する必要があります。練習していないと、相手の言葉にあいまいにうなずくかごまかし笑いをするしかなく、会話がキャッチボールのように弾むことが難しくなってしまいます。
日常会話やビジネスなどで使えるフレーズ集が数多く市販されています。そうした書籍を通じて、簡単なリアクションの表現を頭にInputすると、実際に会話する際に非常に役立ちます。
英語の会話量を増やす
知識のインプットや即興英作文の練習をある程度続けたら、いよいよ他人と会話する量を増やすフェーズに入ります。方法はいくつかあります。例えば海外のお友達とどこかに出かけてみたり、訪日外国人向け通訳、観光案内ボランティアをするのもオススメです。その際、意識してInputした語彙や、フレーズを利用すると効果的です。会話の中で、ぜひInputしたリアクション表現や単語を1度は使用してみて下さい。自習内容と実践の場でのOutputでリンクさせるとより効果的に学習できます。
まとめ
赤ちゃんがいきなり話し出さないように、英語のスピーキングのためにも文法・語彙・英作文・リスニングのスキルをある程度身につけておくことがスピーキングには欠かせません。Inputがあれば、後はご自身に合う気軽なOutputの機会をなるべく多く持ちましょう。もちろん、英会話スクールに通うのもよいのですが、目的と期間を明確にしてから開始するようにすると、より効率的に学習できます。関連記事
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