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ビジネス英語のスクールは一般的な英会話スクールと何が違うの?

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社会のグローバル化に伴って、ビジネスの現場で英語を話さなければならない機会も増えています。会社から急に海外赴任や海外出張を命じられることもあるでしょう。そのため、ビジネス英語に特化したスクールに通う人も増えています。そのとき、一般的な英会話スクールと、ビジネス英語のスクールと、どちらを選べばいいのか悩んでしまうことはありませんか? ビジネス英語のスクールとは、一般的な英会話スクールと何が違うのでしょう。今回は、一般的な英語スクールとビジネス英語スクール、2つのスクールの違いについて解明していきましょう。

ビジネス英語のスクールは「英語を学ぶ」が主目的ではない

ビジネス英語のスクールは、「英語を学ぶ」ことを目的とする一般的な英会話スクールと違い、ビジネスシーンで用いる用語や言い回し、異文化コミュニケーションなどを学ぶことを主な目的としています。実は、海外の大学やビジネス専門学校にも「ビジネス英語」のクラスがあり、英語を母国語とする人がグローバルビジネスにおけるマナーを学ぶこともあります。

というのも、「ビジネスレターの書き方」「プレゼンの仕方」「履歴書の書き方」など、ビジネスシーンで使われる英語は、ネイティブにも求められる能力だからです。これは、日本人が日本語の「敬語セミナー」を受ける感覚と似ていますね。

そういった面から、「ビジネス英語スクール」はただ単に英語を話すこと以上の、ビジネススキルを学ぶ場所だと言えるでしょう。

ビジネス英語のスクールの特徴1:短時間で必要なことを学ぶ

一般的な英会話スクールでは、市販のテキストを使い、じっくりと時間をかけて学ぶことが主流でしょう。そのテキストは、「休日の出来事を語ろう」「好きな食べ物を語ろう」など、シチュエーション別に少しずつ語彙や文法を学べるように作られていることが多いです。そのため、即実践で使えるかと言えば、なかにはそうでないこともあります。

しかし、ビジネスシーンでは、「急に出張・赴任が決まった」ということが頻繁にあるため、ビジネス英語には即戦力が求められます。そのため、ビジネス英語のスクールは、生徒それぞれが必要とするスキルを短期集中型で学ぶ授業が多いことが特徴でしょう。

ビジネス英語のカリキュラムでは、生徒が習得したいと希望するスキルに沿ったものが提供されます。例えば、ビジネスシーンにおける質疑応答の仕方を徹底的に学ぶ会話レッスンや、会議などで意見を伝わりやすく主張するスキルをロールプレイ型で学ぶレッスンなど、実践的な場面別の会話クラスが一般的です。ほかにも、ネゴシエーションスキル、上司や部下に対するマネジメントスキル、会議のファシリテーションを学ぶカリキュラムなど、多種多様なレッスンがあります。

生徒全員が同じペースで少しずつ学んでいく一般的な英会話スクールと違い、ビジネス英語では生徒それぞれが習得したいスキルを選べるため、必要なスキルを短期間で学ぶことができるのです。

ビジネス英語のスクールの特徴2:実用的な英語を能動的に学ぶ

一般的な英会話スクールでは、自分の仕事では使わないような会話例や文章を扱った授業が行われることもあります。しかし、ビジネス英語のスクールでは、テキストなどから受動的に学ぶのではなく、実際のタスクをこなす能動的な授業が行われることが多いです。即戦力の求められるビジネス英語では、実際に使いながら学ぶ方が効率的に習得できるからです。

ビジネス英会話スクールで行われるタスクには、実際に英語でビジネスメールを書いてみる、学んだスキルを使ったプレゼンを行う、などが挙げられます。グループレッスンの場合、ほかの生徒のプレゼンを聞いたり意見を出したりすることで、実際に会議をしているような模擬体験ができ、実践的なスキルアップにつながるでしょう。

まとめ

このように、ビジネス英語に特化したスクールではビジネスに関係する英語だけを徹底して学ぶため、仕事ですぐに使えるスキルを学べます。しかし、英語自体に不安がある人は、一般的な英会話スクールとビジネス英語のスクールを併用して、スキル習得に挑むのも効果的でしょう。自分に必要な英語がどんなものか考え、効果的な英会話スクールを選んでくださいね。

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