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英語を学ぶと論理的思考が身に付く?英語学習がロジカルなコミュニケーションにつながるわけ

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しばしば、「英語は論理の明確な言語で、日本語は曖昧さを好む言語」と言われることがあります。ここでいう「論理的思考」とはどのようなものを指すのか、また英語のどういった部分が「論理的」なのかを説明した教材や文章はそれほど多くはありません。
そこで今回は、英語を学ぶことでどのような「論理的思考」を身につけられるのか簡潔にご紹介したいと思います。それによって英語学習がただ英語を身につけるためだけではなく、仕事等における思考法をブラッシュアップすることにも少なからず影響することがおわかりいただけると思います。

英語で身につく「論理的思考」とは

そもそも、論理とは物事を考えるときや話し合うときの筋道のことを指しています。考えや議論が妥当であることを保証するのが論理なのです。論理があることで、第三者はその考えや議論が正しいか誤っているか、容易に判定することができます。仮に、結論しか述べられていないと、周りはその結論自体の妥当性しか判断することができません。
つまり、「英語学習で論理的思考が身につく」の意味は、母国語ではない英語で考えを述べる際、母国語である日本語のときよりも言葉を尽くして丁寧に説明しようとするので、自ずと日本語で考えを述べるときにも筋道を意識して丁寧に説明するようになる、ということです。英語そのものが「論理的」であるというよりも、英語を含めた外国語を身につけることで説明や言葉のつなげ方が丁寧になるからこそ、結果的に「論理的思考」が身につくわけです。

主語と述語を意識する

論理的思考を身につけるポイントの一つは、結論を簡潔に述べることにあります。そして、結論を簡潔に述べるうえで重要なことが、「誰が何をするのか(何であるのか)」です。英文を書く・話す際は必ず主語と述語を明記し、その後で修飾的な語句を付け足していくやり方となります。 このように、主語と述語を意識することで、長い説明でも話の筋道(論理)が脇にそれたり不明瞭になったりしづらくなるのです。これは、英語を学ぶことの副産物といえるでしょう。
筆者の場合、TOEICのリーディング対策を行っていたとき、主語と述語が分かれば文章が読みやすくなることに気づいてこの二つを意識するようになりました。自分が話をするときも主語と述語を明確にすることで、簡潔に物事の説明をできるようになりました。

接続詞で論理を明確にする

英語の文章においては、“Because”、“But”、“So”などの接続詞が欠かせません。日本語でも接続詞はありますが、文章の中で接続詞を入れすぎるとくどく感じられるため、文章術の解説ではむしろ接続詞を削ることが推奨されることも少なくありません。しかし、論理構造の破綻のないように文章を書くためには、(実際の文章に書かないにしても)接続詞によって論理のつながり(順接、逆接など)を意識することが重要です。こうした意識は、英語を学び英語の文章を書く機会が増えると身につきやすいです。

説明が簡潔になる

どんなに英語を勉強しても、なかなか母国語である日本語よりも自由自在に使いこなすのは難しいものです。その分、英語を書いたり話したりするときには、簡単な単語と単純な文法で文を組み立てざるを得ないのではないでしょうか。
しかし、それがこと論理的思考となると、プラスの効果を発揮します。持って回った言い回しや弁解じみた説明が入らず、簡潔かつストレートに説明するよい機会になるのです。「○○が~~した」「××だから~~した」など、一文は短く、主語と述語は明確に、結論と根拠はセットにしてストレートに述べることで、説明が分かりやすく伝わるようになります。
筆者も、どうしても分かりやすく説明しなければならないときは、あえて英語で文章を書いてから日本語に戻して論理構造を確認する作業を行います。論理的思考の訓練もできるので、ある程度英作文力のある人であれば、おすすめの作業です。

まとめ

英語を学ぶことの副産物は、簡潔に考えて簡潔に説明する論理的思考力が身につくことです。
今回ご説明した点を意識して英語の勉強を続けると、英語力のみならず説明能力や文章力にもよい影響が出ることでしょう。
ぜひ実践してみてください。
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