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部署異動で急遽英語が必要に!?英会話力 3つの鍛え方

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P&G、ユニリーバ、ロレアルといったいわゆる「グローバル企業」では日本支社に勤務していたとしても本社や海外支社と頻繁にやりとりを行うため日頃から英語でコミュニケーションをとることが必須の環境となっています。これらの企業に限らず、外資系の投資銀行、コンサルティングファーム、メーカー等の企業においては、英語でのコミュニケーションが欠かせない職場環境と言えるでしょう。

また、近年では楽天の英語の社内公用語化に代表されるように、日系企業においてもビジネス英会話のスキルが求められるようになってきました。トヨタ、日産、ソニーといった日系の大手多国籍企業に勤務の方や総合商社、専門商社に勤務されている方も、ビジネス英会話を使用する機会が多いのではないでしょうか。

日系、外資系の企業属性に関係なく、今後ますますビジネス英会話の必要性は増してくると考えられます。早めにビジネス英会話力を高めておいて損はないでしょう。今回はグローバル企業で通用する英会話力の鍛え方と題して、ビジネス英会話の効率的な学習法についてご紹介いたします。

英会話力の鍛え方1.暗記×録音を組み合わせる

英会話力の鍛え方、まず1つ目は「暗記×録音を組み合わせる」です。まずは「暗記」のポイントから見ていきましょう。

「暗記」のポイント

ビジネス英会話取得の基本は「暗記」です。頻繁に使用する文章と単語を暗記し、必要に応じて組み合わせてアウトプットを行うというイメージです。「暗記」のポイントとしては2つです。

  • 「業界に関わらず必要となる表現」を暗記する
  • 挨拶、依頼、謝罪、お礼などの一般的な会話に必要な表現のことです。ビジネス英会話の標準的な書籍を1冊購入し丸暗記するまで暗記をすれば良いでしょう。複数の書籍を暗記しようとする方がいますが1冊で十分です。挨拶の仕方を何通りも暗記する必要はなく、1つの表現を暗記しておけば実務的に全く問題ありません。

  • 「業界特有の表現」を暗記する
  • 「業界特有の表現」の暗記を行う際には準備が必要です。まず、普段業務を行う中で使用する業界特有の単語や文章を日本語で箇条書きにします。その後、日本語に対応する英語を調べて記入します。業界特有の表現については書籍で網羅することは難しいため、自分自身で暗記リストを作成する必要があります。

「録音」して耳からも暗記を促す

「暗記」の仕方にもコツがあります。もちろん、文章を繰り返し読んだり、音読を行ったりすることで暗記の定着を促進することができます。しかし、複数の文章を暗記することは案外難しいものです。一度覚えたと思っても、少し日を空けるとすぐ忘れてしまうことも多くあります。

そこでオススメなのは「耳」の活用です。「目」や「口」だけでなく、「耳」を活用することで、暗記の定着を強固なものにすることができます。やり方としては、文章を自分自身で音読し、スマートフォンなどに録音をします。そして、朝起きた時や出勤時、仕事帰りなどに録音した音源を聞くだけです。自分の声で録音した文章は耳に入りやすく忘れにくいため暗記に最適です。

文章の音読を淡々と聞いていると飽きてしまうという方は、録音時に好きな音楽をBGMとして流しておくとよいでしょう。そうすればBGMに合わせて音源を聞くことができるため、「飽き」を防ぐことができ、学習の継続性という観点でも合理的と言えます。

英会話力の鍛え方2.オンライン英会話・モバイル英会話トレーニングを活用する

ここからはいよいよ実践です。もちろん、英会話スクールに通ったり、マンツーマンの講師を雇うという方法もあるのですが、経済的・時間の効率性という観点ではオンライン英会話やモバイルでの英会話トレーニングの活用が最適です。

オンライン英会話とは?

オンライン英会話とは、フィリピン等の英語を母国語とする国の講師とSkypeを通じてオンラインで英会話の学習を行うことができるサービスです。1回あたり30分程度の時間で1コマ数百円という格安の料金で英会話の学習を行うことができます。もちろん、自宅から受講することができるので、移動時間もかかりません。経済的観点で見ても、時間効率性の観点で見ても賢い選択と言えるでしょう。

モバイル英会話トレーニングもオススメ!

モバイル英会話トレーニングもオススメです。仕事の休憩時間や合間の時間に携帯電話さえあれば出来てしまいます。忙しいビジネスマンや短期集中で英会話を習得しなければいけない人にはぴったりと言えるでしょう。こちらは厳選されたエキスパートな講師がしっかりと英会話を教えてくれます。

オンライン・モバイル英会話の学習方法

学習の方法としては、講師に「暗記した文章を練習したい」という意図を伝えた上で、「一般的な英会話」と「業界特有の英会話」という軸で話を振ってもらいましょう。暗記した文章を臨機黄変に喋れるように1000本ノックのように練習すると良いかもしれません。
例えば、メーカーのマーケティング部で働いている人であれば

  1. 挨拶、雑談、お礼と言った一般的な英会話
  2. 新商品開発、ブランディング、プロモーション等のマーケティングに関するトピックス
などの話を振ってもらいます。自分自身の暗記した文章でしっかりと返答できるようになるまで練習します。英会話を行う上で、暗記している文章をブラッシュアップする必要があれば、どんどん改善していくべきです。暗記した文章をブラッシュアップすることで、自分自身が使いやすい文章のストックを蓄積することができます。

英会話力の鍛え方3.メールを上手に活用する

ここではテクニック的なコツを1つご紹介します。グローバル企業で働いていると、イギリス人やアメリカ人の発音のはっきりした英語だけでなく、インド人や中国人のクセの強い英語を聞く機会も多くあります。クセが強い英語は聞き取りづらく、英会話の上級者でも英語でのコミュニケーションをスムーズに取れないケースが多々あります。

そう言った時には、英語でディスカッションを行なった後に、必ず話し合った内容をメールで送り、合意すると良いでしょう。また、話し合いの時についていけなくなってしまった箇所については、メールで質問しましょう。聞き取れなかった部分は文章で返事をもらえばよいのです。英会話のレベルをアップさせることが一番重要ですが、それでも上手く行かない時には、メールでしっかりとフォロー・カバーを行いましょう。

ビジネス英会話が求められる職種とは?

多くのシーンにおいてビジネス英会話のスキルが求められる傾向にあるとは言え、全てのビジネスパーソンにとってビジネス英会話が必要となるわけではありません。

ビジネス英会話の習得にも一定の時間が必要とされるため、ビジネス英会話の習得が必要ではない/今後も必要でない可能性が高い方は、ビジネス英会話の習得よりも、目の前の業務の結果に直結するスキル向上に時間を割いた方が効率的と言えるかもしれません。

ビジネス英会話が必要となる職種は?

ビジネス英会話が必要となる可能性が高い職種は、マーケティング、経営企画、人事のような、いわゆるコーポレートスタッフ系の職種と、海外営業のような勤務地自体が海外となるような職種です。

ビジネス英会話が必要ではない職種もあります

一方でビジネス英会話が必要でない可能性が高い職種は国内営業職です。一方で国内営業職については、普段対峙するカスタマーが国内の人となるため、例え外資系企業に勤務していたとしてもビジネス英会話を使用することはほとんどありません。また、国内営業職としてステップアップしていく限りは、海外との接点が基本的にありませんので、ビジネス英会話の習得は業務に直結しません。

まとめ

今回は急な部署移動で英会話を学ばなければいけなくなった方向けに「英会話力 3つの鍛え方」をお話しました。今まで英会話をしたことがない人でも、暗記方法やオンライン・モバイルでの英会話トレーニングを行うことで短期集中で習得することが可能です。

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