単語力アップの近道は業界サイトを熟読することにあり!?
ビジネス英会話でつまずいてしまうことの一つに、会話中で使われる専門用語がとても多く単純に意味がわからなくなってしまうことが挙げられます。皆さんはどのようにして専門用語を増やしていますか?今回はビジネス英会話力をアップするために最も近道である単語力アップの方法についてお話しします。
目次
ビジネス英会話特有の言い回しは限られている

専門用語は市販の英語の辞書には載っていない

自社ホームページの英語版を読んで単語をピックアップ

最近は日本の企業でもグローバル化が進んでいるため、大体の企業がグローバル版または英語版のホームページも開設をしています。英語版のホームページはレイアウトこそ異なっているかもしれませんが、おおむね日本語版のホームページが単純に翻訳された同じ内容が載せてあることが多いです。自社で英語のホームページを開設していない場合は同じ業界のライバル企業またはトップ企業のもので構いません。
今回はグローバル展開をしており、日本語のサイトと英語のサイトが充実している調味料の企業サイトと仮定して単語をピックアップしてみました。
【単語のピックアップ例】
amino acid(アミノ酸)
調味料の企業のため、アミノ酸は知っておきたい単語です。
umami(うま味)
うま味は日本で初めて発見されたためそのまま日本語が使われています。
commercialize(商品化する)
メーカーであれば覚えておきたい単語です。
Medium-Term Management Plan(中期経営計画)
IRでよく使われる単語です。
以上は簡単な例ですが、IR情報なども合わせて読むとさらに単語力を増やすことができます。ご自身が所属している部署のページを読むことが最も効果的です。
ライバル会社や取引先のホームページも読む
自社ホームページで単語をピックアップした後はライバル会社のホームページも読んでみましょう。少し違う専門用語をピックアップすることができます。仮定した自社同様にグローバル展開をし、調味料を扱っているライバル企業と仮定してIR情報の中にある単語を中心に見ていきます。
insight(洞察)
IRの会社案内でよく使われる単語です。
mirin(みりん)
みりんは日本固有の調味料のため、そのまま日本語が使われています。
wholesale(卸売り)
営業でよく使われる単語です。
以上は簡単な例ですが、企業サイトを使用すればIR情報もレイアウトがそのまま対になっていることが多く、日本語が英語に翻訳してあるため、理解がしやすいでしょう。取引先のホームページも確認しておくと、社外でも通用する単語をピックアップすることができ、取引をさらにスムーズに行うことができます。
上級者向け:同業他社である外資系企業の本国ページと日本ページを読む
上級者向けの方法ですが、同業他社である外資系企業のホームページもおすすめです。本国と他の国ではホームページの作りが大きく異なるため、難易度が上がることも珍しくありません。例えば企業の歴史などはほぼ同じ内容が記載されているため導入には適しているでしょう。英語の文章もかなりナチュラルな英語が使用されているため、少し難しく感じるかもしれません。しかし本当の生きた単語をピックアップできるので、非常におすすめです。
業界団体のホームページを読んで単語をピックアップ
さらに単語の幅を広げたい場合は、会社が所属する業界団体のホームページを読んでみましょう。それぞれ業界ごとに政府が公式にリンクをまとめている場合があります。そこから自社が最も関係のある団体のホームページを確認してみましょう。ただし、会社のホームページと違い、英語のホームページを開設していない場合もあります。オリジナルの単語帳を作ると辞書代わりにもなる

グローバルな日系の会社ではよく使う単語集をあらかじめ作っている親切な会社や部署もあります。
まとめ

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