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職場で上司から急遽通訳を頼まれたらどうする?会議や電話、打ち合わせなどで通訳を頼まれたときに気を付けたいこと

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通訳が本業ではないけれど、会議やクライアントとの打ち合わせ、電話や会議電話などで急遽通訳を頼まれてしまった、なんて経験はありませんか。ビジネスシーンで日常的に英語を使っていたとしても、通訳というのは英会話や翻訳業務とは全くの別物。上司や取引先などから急な依頼を受けても慌てずに通訳業務をこなすためのポイントをご紹介します。

必ず前もって用意しておくもの

最低限用意しておきたいものはメモ用紙(又はノート)とペン。可能であれば和英・英和の電子辞書や辞書アプリの入ったスマホなど。実際に通訳している間は辞書など引いている暇もないのですが、手元にあるだけで心が少し落ち着きます。
話を進めるためにどうしても必要な単語が分からない、というときに許可を取って辞書を引かせてもらうこともできます。

理想的な展開は、通訳をしないといけない日まで少し時間があり、その間に相手の情報(役職、呼び方など)、どのような内容について会談が行われるのかをある程度把握しておくことです。
前もって知っておくべき専門用語や単語があればそれらを調べてノートに書きだしておけます。
これらの前もって調べた単語や情報は通訳時にとても役立ちます。実際にビジネス交渉を進めるのは通訳である自分ではないので、それほど重要ではありませんが、上司・会社としてはどのような結果を求めているのかなどが分かる場合は聞いておきましょう。

通訳としての立場を忘れない

通訳をするときに大切なのは通訳としての自分の立場を忘れないことです。上司から会社としての立場の説明を受け、それを英語にして相手に伝えているうちに、まるで自分がクライアントと直接交渉しているような錯覚を起こしてしまうことがあります。(反対にクライアント側の立場に立っていると錯覚してしまうこともあります。)そんなとき、上司やクライアントの返事を待たずに、自分で相手に返事をしてしまうということも。これは後ほど問題や誤解を引き起こす原因になるので、通訳として決してやってはならないことです。通訳の仕事は上司やクライアントの言っていることをいかに迅速かつ正確に訳し相手に伝えることができるかということなので、それを忘れてはいけません。自分が相手と話をしているのではなく、会話は上司とクライアントの間で行われているということを常に心に留めておき、どんな些細な質問でも必ず上司・クライアントに通訳して聞くようにしましょう。

不明瞭な点は必ず聞き直す

通訳していて、相手の言っていることが不明瞭で、知らない単語が入っているために相手の言いたいことを理解しているか自信がないときは、そのまま曖昧に訳してしまうのではなく、訳す前に相手に不明瞭な部分を聞き直しましょう。聞き直すことは恥ずかしいことでもないし、正確に訳をするためには必要なことです。知らない単語が出てきた場合、辞書を引ける状況であればいいですが、恐らくそんな時間はないと思います。その場合前後の文脈から内容を推理し、自分の言葉で言い換えて、相手にこの主旨で間違っていないか確認を取ります。そうすることにより、相手も安心しますし、上司にも正確な情報を伝えることができます。分からない単語を分からないまま飛ばして訳すと、後で問題や誤解の原因となるかもしれません。必ず相手の主旨を理解してから訳すことを心がけてください。そのためには躊躇せず、必要であれば聞き直しましょう。

区切りの良いところで通訳を始める

同時通訳には聞く・訳す・話すの3つの行動を一度にするという特殊な技術が必要とされ、そのためにプロの通訳者は日々トレーニングを重ねています。上司に頼まれて通訳をする場合は、同時通訳などする必要は全くないので、持ち込んだノートとペンを持ち、上司又は相手が話し始めたら大事な部分を書き留めていきます。書き留めていないと、いざ通訳する番になったのに、最初に言われた部分を忘れたりすることがあるからです。通訳が入る場合、話をする方もある程度理解して切りのいいところで止めてくれると思いますが、もし相手が延々と話し始めたときは、相手が息継ぎや一文言い終わったタイミングで「Okay」「Alright」など一言入れて、自分が通訳を始めると意思表示しましょう。慣れてくれば自然とタイミングが掴めてくるようになりますが、それまで、自分で話を聞いていて、この辺が頃合いと思うところで意思表示しましょう。また、途中で内容を忘れてしまったときは上記で書いたように相手に聞き直してから通訳するようにします。

まとめ

急に仕事で通訳を頼まれたときの注意しておきたいポイントをご紹介しました。周りに英語を話せる人がいないと、英会話を習っているというだけで通訳を頼まれたりすることがあります。自信がなくても日々の勉強成果を出せる良い機会だと思い頑張りましょう。
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