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日本と海外の大学で、英語の受験勉強に共通箇所があるのをご存知ですか?受験英語の勉強法を元塾講師がアドバイスします。

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日本の大学もいいけど、海外の大学も行ってみたい。どちらを受験することに決めても英語は必須。日本の大学入試の英語と英語圏の大学の入試英語(TOEFLやIELTS)に共通点があるのをご存知ですか?それを理解すれば日本であれ海外であれ大学受験で点数の取れる英語勉強が可能になります。受験する大学に関わらず、大学受験に役立つ受験英語の勉強法を英検1級、TOEFLスコア630の元英語塾の講師がご紹介します。

日本の大学入試英語と海外の大学入試英語の共通点

英語圏の大学へ入学願書を出す時、殆どの大学がTOEFL又はIELTS(Academic)のスコアを願書と共に提出するように言います。各大学で決められている点数よりも上でないと入学できません。日本の大学の受験でも特に有名私立、センター試験、国公立2次試験英語ではTOEFLと同じようなレベルの長文読解力と語彙力が必要になります。

大学受験英語で必要なこと

大学受験英語を勉強するには最低限必要な基本中の基本があります。

語彙・熟語

何を置いても語彙・熟語です!受験では一番大切です。語彙・熟語が分からななければ文法問題も長文も解くことが出来ません。有名私立・国公立大学の受験を目指すのに一番理想的なのは中学でもらう単語帳は中学で制覇し、高校に入ってもらう単語帳は高校1年で制覇。それに追加でもう一冊を高校2年で最低でも2周するのが好ましい状況です。高校2年で語彙・熟語を制覇するとその他の強化の暗記物が非常に楽になります。悲しいことに語彙・熟語を短期で制覇できる人はほんの一部です。毎日の積み重ねが大切です。

構文

高校では構文集を最低2冊もらうと思います。なるべく早めに進めていきます。語彙・熟語と同じで構文は文法を理解するのに大切なものです。国公立大学の2次試験の長文やTOEFLの長文問題は1文が長くて、主語、動詞、節などを見分けるのが困難になります。構文で文の構成が分かると、どこから訳せばよいのかが分かります。長文読解に構文は不可欠なので早いうちに使いこなせるようになりましょう。

長文読解

有名私立大学やセンター試験、TOEFLでは4択問題ですが、国公立2次試験やTOEFLライティングテストでは読解力と英語で文章を書く能力が求められます。まず、時間切れにならないようにするためには、長文を読解するスピードを上げる必要があります。どうすればよいのでしょうか?それは、問題をとにかく沢山解くこと。読めば読むほど、解けば解くほどスピードが速くなります。長文読解はひたすら訓練です。まず時間を決めて(長文問題集には目安時間が書いてあるものがあります)最初時間内で問題を解きます。時間が切れたところで止めます。解答を見ずに、もう一度問題を解きます。今度は時間を気にせず最後まで解きます。そして3回目は辞書を使って解きます。3回目が終わった時点でそれぞれどこが間違っているのか確認します。そうすれば、自分の問題が読むスピードなのか、語彙なのか、文法なのかが見えてきます。

英語圏の大学を受験する

留学して英語圏の大学へ進むことに決めた場合は、日本のように入学試験はありません。その代わりに高校での全科目の成績と外国人学生はTOEFLかIELTS(又は他の英語試験)のスコアを提出するように言われます。この点数が設定されている点数より低ければいくら高校での成績がよくても入学できません。学校によっては、大学付属のESLコースを履修し、規定点数を取ることを条件に入学させてくれる大学もあります。点数があと少しの人は願書を出す時に相談してみる価値はありますが、まず合格点をクリアするように頑張りましょう。

まとめ

大学の受験英語の勉強で日本の大学と英語圏の大学受験英語のどちらでも通用する勉強法をご紹介しました。海外留学の場合スピーキング能力も必要になるので、受験勉強で忙しくなってしまう前に早くから英会話などレッスンを受けておくとよいでしょう。

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