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いくつ言える?ビジネスシーンで使える英語の相槌表現50選

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pablo (2) 突然ですが、「コミュニケーション能力の高い人」と聞いて思い浮かべるのはどんな人物ですか? 初対面でも、大勢の前でも、臆せず話せる人?どんな些細な話でも、おもしろおかしく話せる人? いろいろな意見があると思いますが、日常生活やビジネスシーンなど、どんな場面でも大切なのは、相手の話をしっかりと聞ける人。聞き上手、”good listener”であることが大切です。 相手の話に対して適切な相槌をうち、会話を弾ませ、話がどんどん展開していく。コミュニケーション能力のある人は、この相槌(あいづち)を打つのがとてもうまい人が多いのです。 日本語だと何も考えずに出てくる相槌も、英語表現だといくつ言えますか?ワンパターンだと会話も弾みません。 適切な相槌を打って良い人間関係を築くため、ビジネスシーンで使える英語の相槌表現を50選、ALUGOよりご紹介しましょう。

まずは理解しておきたい、英語と日本語の相槌の違い

相槌の目的の違い

ある研究によると、日本人はイングリッシュスピーカーに比べて、2〜3倍ほども多く相槌を打っているという結果が出ています。 「うん」「ええ」「はい」「そうですね」「へぇ」「なるほど」など、日本語の相槌そのものにあまり意味はなく、相手の話を聞いていること、理解していることを示すための合図のような役割があります。 一つの文節や文章ごとに「合いの手」のように挟む日本語の相槌を、英語でも同じ感覚で使うと違和感があります。 そもそも日本語の「相槌」に相当する英単語は存在せず、一番近いワードが”Back-channel feedback”です。 つまり、相手の発言に対する「意見や評価、反応」であり、語り手と共に会話の方向を作るため、インタラクティブな(双方向による)コミュニケーションをとるための手段であるといえます。 英語で相槌を打つときは、むやみな合いの手として使用せず、自分の意見や考えを表現する手段としての役割を意識するようにしましょう。

英語での相槌はイントネーションが大切

英語に比べて日本語は抑揚が少なく、平坦で強弱もあまりないという特徴があります。そのため、日本語と同じ感覚で英語を話すと、外国人の耳にはmonotonous(単調な・一本調子な)でリズムのない音に聞こえてしまいます。 外国人のようなイントネーションで相槌を打つには、感情をこめるのが一番。 状況に応じて語尾に「!」や「?」などをつけるイメージで、音の強弱や高低を意識して相槌を打つと良いでしょう。
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これくらいは言えて当然!どんな場面でも使える基本の相槌

まずは簡単な英語の相槌表現から。 「はい」「そうですね」「なるほど」「確かに」など、言葉そのものにはほとんど意味はなく、調子を整えるときや、相手に話の続きを促すような場面で使われます。 日常会話からビジネスシーンまで、幅広く使われるので、自然と出てくるように使う場面を想像すると良いでしょう。
Yes.(はい。そうですね。) ※質問に対してYes/Noの「はい、そうです」と答えるときだけでなく、話し手への同意と話の続きを促す意味で使われます。 ※”Yep.”や”Yeah.”はカジュアルな表現なので親密な間柄でない限り、ビジネスシーンには不向きです。
Okay.(はい。わかりました。)
Uh-huh.(うんうん。) ※英語での日常会話に一番良く使われる頻出の相槌表現ですが、カジュアルな表現です。親密な間柄でない限り、ビジネスシーンには控えた方が良いでしょう。
You’re right./Right.(そうですね。たしかに。その通りです。)
That’s true.(たしかに。その通りです。)
I see.(なるほど。)

意見に同意するとき

話し手の内容に同意するときに使う相槌表現です。
I agree./I disagree.(私も同意します。同感です。/私は反対です。)
Sure.(もちろん。)
Me too.(私もです。)
I think so too.(私もそう思います。)
Exactly./Absolutely./Definitely./Totally.(その通りです。仰る通りです。) ※Totallyは少しカジュアルな印象ですが、打ち解けた間柄ならビジネスシーンで使っても問題ありません。
Same here.(私もです。)
Sounds good.(いいですね。)
I like that.(それは良いですね。気に入りました。)
Probably./Maybe./Could be.(たぶんそうですね。その可能性もありますね。) ※「たぶんそう」である可能性が80%くらいがProbably、50%くらいがMaybe./Could be.です。状況によって使い分けましょう。

肯定文の場合

同意や共感を表す相槌表現として、”so”を使った言い方があります。 相手が使用した動詞または助動詞をそのまま使うのが特徴です。 So + 動詞・助動詞 + 名詞

So do I.

I think the role of motivation in the workplace is important. ー Exactly! So do I. (仕事でモチベーションが果たす役割はとても大切だと思います。 ー 仰る通り!私もそう思います。)

So did I.

I just came back from a business trip to Singapore. ー Really? So did I. (ちょうどシンガポール出張から帰ってきたところなんです。 ー 本当ですか?私もです。)

So am I.

I am all ready for the meeting. ー So am I. (会議の準備は完璧です。 ー 私もです。)

So was I.

I was born in Canada. ー No way! So was I. (カナダ出身です。 ー 嘘でしょ?私もです。)

So have I.

I have worked for the company before. ー Seriously? So have I. (前にその会社で働いていたことがあります。 ー 本当ですか?私もです。)

否定文の場合

話し手が否定文を用い、それに対して同意や共感を示す場合は”So”の代わりに”Neither”を使います。 Neither + 動詞・助動詞 + 名詞

Neither am I.

I’m not good at speaking French. ー Neither am I. (フランス語を話すのがあまり得意ではないんです。 ー 私もです。)

驚いたとき

相手の話に驚いたときや予想外だったときに使う相槌です。
Really? ※イントネーションによって使い道が異なります。 語尾を上げる(本当ですか?) 語尾を下げる(そうなんですか。) Seriously?も似た意味で「本気ですか?」というフレーズがありますが、こちらはカジュアル表現のため、ビジネスシーンでは不向きです。
Is that so?/Is that right?(そうなんですか?)
Are you kidding me?/You’ve got to be kidding./You must be kidding./No way.(冗談でしょう。まさか。うそでしょ。)

リピートする

日本語でも、驚いたときに相手の語尾をオウム返しに聞くことがありますよね。 相手の発言に対して驚いたとき、「そうなの?」と繰り返すようなニュアンスです。 ついつい言いやすい”Really?”ばかりを繰り返してしまうと不自然なので、このリピートを使うとよりネイティブらしい相槌になります。 慣れていないとちょっと難しく感じるかもしれませんが、慣れると使い勝手の良い相槌表現なので、ぜひ覚えましょう。

Are you?

I am in charge of that. ー Are you? (私はその担当をしています。 ー あなたが?)

Do you?

I don’t want to drink tonight. ー Don’t you? (今夜はお酒は飲みたくない。 ー 飲みたくないの?) ※否定文のときは否定で返します。
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相手に対して自分の感情や感想を伝える相槌表現 ”That’s ◯◯.”

相手の発言に対する共感の気持ちを伝えられるのがこの相槌表現。 That’sの後に状態を表す形容詞を続けて、感嘆、同情、驚嘆、同意など、幅広い表現が可能です。 ”That’s”の部分を省略して、形容詞のみの相槌でも十分通じます。

感嘆

ビジネスシーンはもちろん、日常会話の中でもあらゆるシーンで使えます。喜ばしい場面で使う感嘆の相槌表現は、状況に応じて様々な言い回しを覚えておきましょう。
That’s good./That’s nice./That’s great./That’s wonderful./That’s amazing./That’s excellent./That’s perfect./That’s fantastic. (それは良いですね。それは素晴らしいですね。)

同情

話し手に何か良くないことが起こったときの、同情の気持ちを伝える相槌表現です。
That’s bad./That’s terrible./That’s awful. (それは残念ですね。それはひどいですね。)

驚嘆

日本人には少しオーバーに感じられる表現も、英語だとビジネスシーンでもよく使われる相槌表現です。
That’s unbelievable./That’s incredible. (信じられないですね。なんというでしょう。)

興味

話している内容に興味があることを伝え、話の続きを促す相槌表現です。
That’s interesting./That’s funny. (それはおもしろいですね。)

相槌上手は聞き上手

相槌はその場が勝負。なんて相槌を打とうか・・・と考えている間に、会話はどんどん進んでしまいます。 スピーキングとリスニング、つまり英会話が苦手な日本人は多いですが、聞き上手になると会話は自然と弾みます。適切な相槌を打つことができれば会話も弾み、相手の英語表現からリスニングスキルとネイティブの英語フレーズ等を学ぶチャンスも増えますよね。 相槌上手は聞き上手。英語の相槌表現をマスターして、英会話に強くなりましょう。
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