シチュエーション別greetingとchattingの定番
海外のオフィスは仕事をしていく中で、greeting(あいさつ)とchatting(ちょっとした雑談)をとても大事にしています。特にちょっとした雑談が人間関係をスムーズにすると考えられていますが、慣れていないと何を話せばいいのか戸惑うかもしれません。今回はシチュエーション別に使えるgreetingとchattingを紹介します。
目次
出社した時のgreeting

Good morning.(おはようございます)
How are you?(調子はどう?)
大体がセットで使われます。How are you? の受け答えに慣れていないと、調子はどう?と聞かれても何を返答をすればいいのかわからず戸惑ってしまいます。慣れないうちは何も不調がなく、取り立てて話題もなければ下記の2つで返答して相手の反応または相手の近況をうかがえば良いでしょう。
Good.(いいよ)
How about you ?(あなたはどう?)
もし、良い報告があったり、体調不良があったりしたら、その旨を伝えてそのまま会話を続けましょう。
Great! Because I…(とってもいいよ!なぜなら・・・)
So so… I have a little bit head ache.(まあまあかな。ちょっと頭が痛いんだよね)
ぜひ注意したいのが、“fine”での回答です。中学英語ではよく“How are you?”に対して、“I’m fine, and you?”を定型文のように暗記させられた方も多かったのではないでしょうか。実際にネイティブはこのような返しをすることは少なく、最近では“How are you?”に対しては“I’m good.”で返すことが一般的です。ちなみに“fine”は「元気と言えば元気だ(病気とかではない)が、いうほどでもない」くらいの意味になりがちです。“So so”も近い意味で、少し英語を勉強した日本人を含めアジア人が「まぁ、ふつう」くらいの意味で使おうとすることが多いですが、ネイティブの受け取り方としては「真ん中より少し下」くらいなことが多く、よく“Why?”と聞き返されることもしばしばあります。
ミーティングで会った時のgreeting

Hi.(こんにちは)
How is your working?(仕事はどう?)
How is it going?((全体的に)どう?)
Hi.は日本人が思っているよりカジュアルな挨拶ではないので、年上や上司に向けて使っても問題はありません。
初めて会うスタッフとのgreetingとchatting

It’s nice to meet you.(お会いできて嬉しいです)
It’s a pleasure to meet you.(お会いできて光栄です)
Could I ask you what your last job was?(前職は何をしていたか聞いてもいいですか)
ランチタイムに仲の良いスタッフに会った時のchatting

What’s up?(調子はどう?)
Let’s go out for lunch together.(一緒にランチに行こうよ)
Shall we go out for lunch together?(一緒にランチに行きませんか)
What’s up?はHow are you?よりもカジュアルなあいさつなので仲の良いスタッフに使ってみましょう。ランチに行く時はカジュアルに誘うのであればLet’s〜で構いませんし、もう少し丁寧に誘いたい場合はShallの方が良いかもしれません。
ランチ中は軽い話題で雑談が出来ると良いですね。定番の話題はやはり週末の休みはどうだったか、または大型連休はどうだったか、休日の計画はしているか、などの休日関連の話題が鉄板のようです。なぜなら大型連休に向けて海外オフィスのスタッフは半年以上前から計画を立てているので一大イベントだからです。英会話が苦手な方はとりあえず休日の計画を相手に話してもらえばランチ中の会話がスムーズに流れます。
How was your weekend?(先週末はどうだった?)
How was your Easter holiday?(イースター休暇はどうだった?)
What have you been planning for the Christmas holiday?(クリスマス休暇の計画をしてる?)
ちなみに、最後の前置詞ですが、クリスマスの日(12/25)を指定するならon Christmas Day、クリスマスの期間を一つのイベントとしての場合はat Christmasになります。
久々に会ったスタッフへのgreetingとchatting

Long time no see. What’s new?(久しぶりですね。最近はどう?)
It has been a long time. It’s good to see you again. What are you up to these days?(しばらく会ってなかったですね。久々に会えて嬉しいです。最近はどうですか?)
1つ目のあいさつは仲の良いスタッフ向けです。カジュアルな言い回しですね。2つ目はめったに会えないスタッフ向けなので、丁寧な良い回しです。カジュアルな言い回しと丁寧な言い回しの差は、主語をつけるかつけないか、単語が明確か遠回しか、仮定法を使うか使わないか、過去形を使うか使わないかなど、たくさんあります。英語は敬語がないと言われていますが、ちゃんとネイティブは使い分けているので、少しづつ使い分けに慣れていきましょう。
帰り際のgreeting

Bye.(さようなら)
See ya.(またね)
See you tomorrow.(また明日)
Have a nice holiday.(良い休日を)
Let’s go out for a drink.(一杯飲みに行こうよ)
ByeもHiと同じく、日本人が思っているよりカジュアルな単語ではないため、上司にも使えます。週末前や休日前だと休日に向けてのあいさつや雑談をすることもあります。
海外のオフィスではあまり飲み会は頻繁にありません。特に飲みケーションという言葉も文化もありません。とはいえ、たまにですが、とても仲の良いスタッフが一杯飲みに行こうと誘ってくることがあります。飲みに行くと言っても、17時が定時だとしたら、定時にオフィスを離れ19時までには解散するパターンが多いようです。日本のように2次会はあまりありません。
飲み会でのchatting

How is your family?(あなたの家族は最近はどうですか)
I bought a new swimming pool these days and a pool party will be held soon.(最近スイミングプールを買ったからプールパーティをもうすぐ開くの)
まとめ

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