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英語中級者におすすめ!英語学習法「シャドーイング」で英語の総合力アップ

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pablo-24「シャドーイング」を聞いたことがありますか?
シャドーイングとは、英語の発音やイントネーション、リズム感など、英会話に必須の発話力を高めるための学習方法の一つ。
今回はシャドーイングの効果とそのトレーニング方法について、ALUGOよりご紹介します。

シャドーイング(Shadowing)とは

シャドーイング(Shadowing)とは英語学習法の一つで、英語を聞きながら、影(Shadow)のように後から聞こえてくる音声を真似して発音をします。
英文のテキストを見ずに、少し遅れて正確に再現する、というのが大切になります。
途中で聞き取れなかったりつまづいたりして付いていけなくなってもかまいません。素早くリカバリーをして、すぐにシャドーイングを再開しましょう。

シャドーイングの効果

シャドーイングは英語の「発話」を伸ばすときに最適な学習法です。
流れてくる英語を聞きながら同じように真似するだけなので、リラックスした状態で「ながら」練習ができるので、とてもお手軽なトレーニング方法です。
シャドーイングの主な効果には以下が挙げられます。

  1. 英語特有のリズムとイントネーションに慣れる
  2. 単語の発音が良くなる
  3. 単語同士の音のつながり(リンキング)に強くなる
  4. チャンク(区切り・息継ぎ)の位置が分かる
  5. 英会話のスピードに慣れる
  6. リスニング力が伸びる
  7. 英語をスムーズに発話できるようになる

英語を話すことにあまり慣れていない日本人には、まずは声に出し、英語特有のリズムに慣れることが大切です。
ある程度の英語力はあるけど、英会話にまだ不安が残るという英語中級者の方にはぴったりの学習法です。

シャドーイングを始める前に。あなたはシャドーイングの条件を満たしていますか?

繰り返しになりますが、シャドーイングは英語の発話力、つまりスピーキングに必要な発音やリズム、スピード感を養うための訓練法です。
そのため、文法やボキャブラリーなどの基礎英語力の向上にはあまり役に立ちません。
「基礎英語力が備わっている」ことが、シャドーイングのトレーニングに臨むための条件ともいえるでしょう。

シャドーイングの条件チェックポイント

以下のチェックポイントとご自身の英語力を照らし合わせてみてください。
  1. 中学卒業レベルの文法と語彙力があること
  2. グラマーやボキャブラリーの基礎知識がないと、ただ聞こえてくる音を意味なく繰り返しているだけで、文章の意味ができずに終わってしまいます。
  3. ある程度、正確な発音・リズム・イントネーションで発話する力があること
  4. 120語(程度)/1分間の速さで英語を読む力があること
  5. 英語に慣れていない場合、英会話のスピードはとても早く感じるもの。基本的な英会話に付いていけるだけのスピード力が求められます。
  6. まとまった英文を一時的に覚えておく力があること
  7. 高度なリスニング力があること
  8. 「自分で発音できる音=聞き取れる音」なので、ある程度のリスニング力がないと聞き取ることができません。

シャドーイングは万能薬ではない

シャドーイングは、音声で流れてきた英語の音を覚えて、自分ですぐさま再現するトレーニングなので、リスニング力を伸ばすのには効果があります。 しかし音声を聞いているだけでは、その聞き取った英語の意味を理解することはできません。

リスニングの初級者は、単語もしくは部分的には聞き取れるが、全体の意味を掴むことが難しいという状態にありますが、これらはシャドーイングではなかなか解決しません。

リスニング力がアップするプロセスは、
1)一つ一つの単語が聞き取れる
2)聞き取った単語から意味が理解できる
を経て、リスニングができるようになります。 シャドーイングでのトレーニングは、この一つ一つの単語が聞き取れる力を上げることができますが、意味が理解できるようになる読解力は上がりにくいのです。

シャドーイングの方法

リラックスしつつ英語を聞き、完璧を求めない。
聞こえない部分は諦めるという潔さも、シャドーイングには必要です。

シャドーイングのやり方はとてもシンプル。
これから初めてシャドーイングのトレーニングを行う方は、まずは短い文章の教材を選んでシャドーイングを行っていきましょう。そして慣れてきたら、少しずつ長文の教材を使って進めていく方法がおすすめです。

STEP1|音声を聴く、リスニング

まず、英文のスクリプトやテキストは一切見ずに、音声をノーマルスピードで2~3回聴いてみて、だいたい何の話をしているのかをつかめるように頑張ります。
意味がとれない場合は、まず、聞いているスピーチの種類の区別をしてみましょう。日常会話、ニュース、インタビューなど、私たちが耳にするスピーチにはさまざまな種類があります。また、話しているのは誰なのか、いつの出来事なのか、場所はどこなのか。
全体の意味を漠然とでもとれるようがんばってみましょう。

STEP2|発音・アクセントのチェック

ざっと全体を聞いた後は、英文のスクリプトやテキストを見ながら、精読していきます。
発音やアクセントが分からないもの・あいまいなものは、必ず確認し、正確に発音できるようにしてください。

STEP3|語彙・文法・文構造のチェック

発音・アクセントのチェックが終わったら、語彙・文法・文構造でよく分からないものも、文法書と辞書などを使ってチェックしていきます。
これがよく分からないままシャドーイングするのと、きちんと理解してからするのとでは、トレーニング後に大きな違いができてきます。しっかりと意味を把握しつつシャドーイングを行いましょう。

STEP4|シャドーイング

いよいよ本番のシャドーイングです。聞こえてくるスピーチを聞きながら、できるだけ正確に英語で再現します。
以下を心に留めてシャドーイングを進めてください。

1)遅れずに付いていく
2)英語特有のリズムやイントネーションを掴む

再生スピード

最初は通常の速度でシャドーイングを行ってみてください。
もし速度が速く付いていくのが大変と感じるようであれば、躊躇せず再生速度を0.7~0.8倍速くらいまで落としてみましょう。いい加減な発音のままついていっても効果はほとんどありません。

自分の声よりも音声を大きくする

自分の声よりも音声が大きい状態でのシャドーイングが効果的です。
シャドーイングをする際は、音声の正しい発音やアクセント、イントネーションを正確に聞き取る必要があるので、できればヘッドホンをしてシャドーイング以外の音が聞こえない状態が理想ですね。

まとめ

今回は英語の発話学習におすすめなシャドーイングについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
英語のトレーニング方法にはさまざまな手段がありますが、自分の英語力を客観的に判断し、どの能力が足りないのかを見極めることも大切。
シャドーイングの上手に活用して、ナチュラルでスムーズな英会話ができるようトレーニングを重ねましょう。
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