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ALUGOがスピーキング力を鍛えるために大切にしている3つのコツ

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英会話スクールに行ったりオンライン英会話を受講してみたものの、なかなか喋れるようにならないという声は非常に多く聞こえてきます。いざ喋ってみようと思っても間が空いてしまう、伝えたいことは頭に浮かんでいるが単語単位でしか返答出来ないといった経験はありませんか?
英会話を学ぶには、取り組む際の心構えとして、知っておくべき3つのコツがあります。オンライン英会話サービス「ALUGO」のトレーニングでは、ここでご紹介する3つのコツを強く意識して行っているため、英会話の習得へ最短距離を取ることができるのです。
それでは、ALUGOが大切にしている3つのコツについてご紹介しましょう。

1.(初級)相手が喋り終えてから、3秒以内に返答する

『3秒以内に返答する』とは

「週末は何してたの?」と聞かれた際に日本語ならばすぐに返答ができると思います。しかしながら”How was your weekend?”と聞かれ英語で返答するとなると、途端に詰まってしまうのではないでしょうか。言いたいことを日本語で頭に思い浮かべ、それを英語に変換するという手間に脳の思考回路が追いついていないために起こる現象です。これを克服するためには「意識をして3秒以内に返答する」という心掛けが必須となってきます。

なぜ必要なのか

⑴英作文では不可能な話す回路を作り出すため

初めて自転車に乗った時のことを思い出してみてください。はじめはぎこちない動きで不安に満ち溢れていたと思いますが、気付いた頃には無意識で乗りこなしていたと思われます。英語学習も同じで、最初は慣れないことに苦労しますが、気がつけばそれが当たり前となっていることでしょう。「3秒以内に返答をする」というルールはスキルアップのためにも必須なルールなのです。

⑵活発な相互コミュニケーションを実現するため

日本人の多くは一度頭の中で英作文をじっくりと作り上げてから話すケースが多く、会議などで会話の流れに乗れず自分の言いたいことを主張出来ないまま終わってしまうことが非常に多いです。 相手の発言が終わってから即座に英語で発話を開始する習慣を身に付けることで、発言の主導権を握り、相互コミュニケーションの機会を創出しやすくなります。

⑶不必要な不安・コミュニケーションが減るため

3秒以上反応がないと「質問自体が理解できていないのか」「質問の答えが思い浮かばないのか」「英語での表現方法に苦慮しているのか」など、質問者は相手の状況がわからずに不安に陥ります。 状況がわかれば質問者は相手の反応をもう少し待つべきなのか、質問の仕方を変えるべきなのか判断することができ、双方にとって不必要なコミュニケーションが減ります。 shutterstock_343465493

実際にやってみる際のポイント

最初は主語だけでも3秒以内に言ってみる

そうは言っても、最初のうちはなかなか難しいはずです。そこで最初のうちは主語のみでも良いので3秒以内に返答をするように心掛けてみて下さい。そうすることで自然とすぐにレスポンスを返そうという意識がうまれ、段々と返答スピードは上がっていくとこでしょう。

ALUGOレッスンによる実践例

ALUGOのレッスンにおいては、3問に1度くらいのペースで「次の問題に移りますが、こちらも3秒以内の返答を意識していきましょう。主語だけでもいいので3秒以内に発話を開始することを意識してください」とレッスンにおいて指導され、なるべく早くレスポンスを返すことを求めれられます。慣れてきた受講者に対しては「次の問題は2秒以内を目指してみましょう!」という指示で負荷を与え、英語を話す際の思考回路の形成を促します。ALUGOのレッスンを進めていくうちに英語を話すという脳の回路が自然と強化され、英語を話すための脳が出来上がっていることでしょう。

2.(中級)正しい文型・文法で喋り切る

『正しい文法で喋り切る』とは

“What kind of fruit do you like the best?”と英語で聞かれた際に“Ah…peach!”と答えただけではせっかくの英語学習にも意味がありません。慣れないうちこそ省略した文や簡単な単語で返答してしまいがちですが、ここは頑張って正しい文型・文法を備えた文で喋り切ってみて下さい。

なぜ必要なのか

⑴完全な文章を作ることで、英文の構造を意識できる

意識して完全な文章で喋ることは、英文の構造を意識することに直結しましす。英語の文型はSVOCを用いたわずか5文型しかありません。つまり、5通りの頭の使い方さえ覚えてしまえばあとはどんな英文にも対応できてしまいます。自分が言いたい文章の動詞がわかれば、自然とどの文型を使えば良いかがわかります。

⑵コミュニケーションにおける誤解を減らすことができる

完全な文章で喋ることは多くの情報を含みます。そのため、コミュニケーションにおける相互の誤解を減らし、より円滑なコミュニケーションを交わすことが可能となります。

実際にやってみる際のポイント

5文型の型と自分が言いたいことをリンクさせてみる

自分が喋りたいことと5文型をリンクさせながら喋ってみましょう。「上司は、仕事を始める前に、私たちに簡単なアドバイスを与えます(A supervisor gives us a briefing before we start work.)」という文章を喋る時は”give”という動詞に人(us)と物(a briefing)の2つの目的語が必要ということに気づけば、漏れの無い文章を正しく構成することができます。また、自分が主張したい文の動詞が自動詞なのか他動詞なのかを意識してみることも文型を掴む際の重要な判断基準となるでしょう。

ALUGOレッスンによる実践例

まず初めにコーチから完全な文で喋ることの重要性を説明されます。レッスン進めていく中で、受講生が文構造を理解していないとコーチが判断した場合であれば、時間が多少かかってもその仕組みを説明します。ALUGOのコーチとやり取りをしていくうちに自然と完全な文章で喋るという習慣が身についていくことでしょう。

3.(上級)つまらずに喋る

『つまらずに喋る』とは

“What do you think about her?” 同僚の女性に対して英語でこのよう聞かれた場合、3秒以内に返答しようと”I think”と答えてはみたものの、その次が続かない。“I think (ah) she she (ah) …(沈黙) is…” このように発話に心当たりはありませんか。語と語の間に必要以上の沈黙や、同じ言葉の繰り返し、“ah…”などが入らないようにして、止まらずにスムーズに発話することを心がけましょう。

なぜ必要なのか

⑴話す量が絶対的に増えるため

英会話トレーニングを一切していない人と、1年以上の駐在や留学経験がある人とでは、時間当たりの発話単語量を比較すると、2倍以上の差が出ることはよくあります。発話する単語の量が増えれば、それだけ自分の意図をよりたくさん、正確に相手に伝えられるということになります。

⑵コミュニケーションにおけるスピードが向上するため

商談のように時間が限られている状況においては、いかに相手から有益な情報をたくさん引き出すことができるかが次回以降の関係構築において非常に大切です。1つの主張に掛かる時間が短くなるほど、相手の意見を引き出せる時間が長くなりビジネスチャンスに結びつきます。 それだけでなく、自分の発話のスピードが上がると、自分の耳で聞き取ることができる文章のスピードも同時に上がります。意外に思うかもしれませんが、スピーキングとリスニングは密接に結びついているのです。

⑶コミュニケーションの質が高まるため

日本語とは異なり、英語では沈黙は致命的。英語で意思疎通を行う以上は、多少ニュアンスの相違があったとしても最後まで喋りきることが圧倒的に有効です。会話のボールをきちんと投げれば、相手は必ずボールを投げ返してくれます。もし仮に自分の意図が伝わらなかった場合でも、相手から意図を確認するためのボールを受け取ることで会話を進めていくことが出来ます。 それに加え、沈黙が長ければ長いほど、聞き手は集中力や発話者に対する興味や関心を失くし、発話者が伝えたい内容を推測することが難しくなります。

実際にやってみる際のポイント

類義語を出してみる

英語を喋ろうとして詰まっている時、「言いたいことはあるけど、何て言えばいいんだろうか」と考えている時間が一番長いはずです。 同じように、日本語で喋るときにも「何て言えばいいんだろうか」と思うことは多々あると思われます。その時、自分の考えに最も近い言葉を探しているのではありませんか。 英語のネイティブスピーカーもきっと同じことを考えて喋っているはずです。

構文や語法において関連性のある単語を一まとめで喋ってみる

実際につまらずに喋ろうとしても、マシンガンのように喋り続けられる人はネイティブでもほとんどいません。ネイティブの発話には、2-8単語程度の情報の塊を意味する「チャンク」という概念があります。英語の1文の中にインターバルをとっても不自然でない場所、それがチャンクです。そしてチャンク毎に2、3語をつなげて読んでいきましょう。“I believe that…”いう文であれば、 “that”の後で文を一度区切る、など適切な場所でのみインターバルをとるようにしてみましょう。

ALUGOレッスンによる実践例

ALUGOのレッスンでは、受講生が問題を正解したとしても、その回答がすらすらと言えなかった場合は、もう一度流暢に言うことが求められます。自分が考えた文章をすらすらと喋ってみることは、英文の型をストックすることにも役立ちます。また、プロのコーチによりこのようにすればもっと良くなるよというアドバイスをもらい、正しいチャンクを学ぶことが出来ます。

毎日のさりげない意識掛けが英会話学習におけるコツ!

実際にALUGOのレッスンで大事にしている3つのコツはいかがですか? これらのコツを日頃の英会話学習で意識するかしないかでは、レッスンにおける上達には大きな差がでてきます。これらのコツをトレーニングに取り入れたALUGOは短期間でもスピーキング力を飛躍的に向上させることができるのです。

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※こちらは、資料の一部を抜粋したものです。

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